スイカを栽培するというと、つるが広い範囲に伸びていくので、広いスペースが必要になるイメージがありますよね。
ですが、支柱を使って栽培すると、そこまで広いスペースが無くてもスイカを栽培することができるようです。
ここではスイカの支柱を使った育て方をご紹介します。
スイカの支柱を使った育て方
スイカの支柱を使った育て方は、支柱にスイカのつるを誘引して栽培する方法です。
地面につるを這わせて栽培するものより、葉やつるが雨や泥の影響を受けにくく、病気の発生を抑えられるという利点もあります。
実が重くなると自分のつるだけでは支えられなくなるので、必ず実をネットなどで吊るようにしてください。
この他は普通のスイカの栽培方法とほとんど変わりません。
スイカのあんどん仕立て
スイカを支柱で育てるときに、一番多い方法があんどん仕立てになります。
これは鉢で栽培するものに多い仕立て方で、ホームセンターなどでもあんどん支柱が販売されているので、これを利用すると簡単に支柱が立てられます。
プランターの場合でも、4隅に支柱を立て、短い支柱を横向きに組み合わせて交差個所をひもなどで縛ると、あんどん支柱にすることができます。
どちらの場合も高さは必要になり、小玉スイカを栽培する場合でも、最低90cmほどの高さは必要になるので、高さが足りなくならないように注意してください。
地植えでもあんどん仕立ては可能?
地植えの場合でもあんどん仕立ては可能です。地植えの場合は、U字型の支柱2本を使います。
U字型の支柱を苗の近くに立て、このU字型支柱と90度の角度になるようにもう一個の支柱を立てます。
支柱が重なっているところをしっかりとひもなどで固定してあげましょう。
あとはスイカの苗を誘引してあげれば完成です。
支柱を立てるときはスイカの苗の根を傷つけないように十分気をつけて行います。
まとめ
スイカは支柱を使うことで空中栽培が可能になります。
広いスペースが無くても栽培できることや、つるを空中に誘引することで、病気の発生を抑えることができるなど、空中栽培にはメリットが多いようです。
小玉スイカならばプランターでも栽培できるので、スペースが無くてスイカの栽培を諦めていた方は、ぜひ支柱を使って育ててみてください。
今のあなたにおすすめの記事