スイカの栽培は家庭菜園では難しいというイメージがありますが、きちんと管理すれば、家庭菜園でも栽培することができるようです。

また、家庭菜園でも育てやすい品種があるようです。

ここではスイカの育て方についてご紹介します。

スイカの家庭菜園

スイカ 家庭菜園 栽培

スイカは家庭菜園でもしっかりと育てれば栽培できるようです。

ですが、スイカは種から育てるのは、初心者には難しいようなので、苗を買ってきて栽培することをおすすめします。

このとき、接ぎ木苗というものを使うと、普通の苗よりも病気に強く、初心者にも育てやすい苗になるようです。

また、どうしてもスペースが足りないときや、プランターやベランダ菜園などの場合、支柱やネットを利用した空中栽を行うのもいいかもしれません。

育てやすい品種は?

スイカの育てやすい品種は、やはり小玉スイカになるようです。

中でも、「紅しずく」「紅こだま」「カメハメハ」「サマーキッズ」などが育てやすいようです。

また、大玉の種類ならば「縞王」や「天竜2号」が育てやすいようです。

家庭菜園ではスペースが限られているので、小玉スイカの方が人気があるようですね。

 スイカの育て方は?

スイカを育てる前に、まずは土作りを行います。

スイカの場合はリンを多めにし、窒素やカリを控えめにするといいようです。

または、初心者の方などは、スイカ・メロン専用の肥料が売られているので、これを利用するのもいいかと思います。

苗を植える2週間前には苦土石灰をまいて耕し、植え付けの1週間前には堆肥と化成肥料を控えめにまいて畝を立て、黒マルチを張っておきます。

苗の植え付け

苗の植え付けは暖かくなってから行いましょう。

苗は植える前にポットにたっぷりと水をやり、マルチに穴を開けて植穴を掘ります。

苗の根を傷つけないようにポットから取り出して、浅く植えて株元を軽くおさえます。

植え付け後はたっぷりと水を与えます。

接ぎ木苗の場合は、接いだ部分が土に埋まらないように注意します。

寒さ対策としてホットキャップをかぶせておくといいようです。

スポンサードリンク

整枝

まずは親づるの摘心を行います。

本葉が5~7枚になったら親づるの先端を摘み取ります。

子づるが次々に伸びてくるので、生育の良いものを2~4本残して、他は摘み取ります。

子づるから出る孫づるは、邪魔にならなければ放任して大丈夫です。

受粉

スイカは自然受粉でも受粉しますが、人工授粉をした方が、着果率も上がるので、人工授粉を行うのが一般的なようです。

作業は午前中の早めの時間に行います。

追肥

スイカは最初の実がついたら、1回目の追肥を行います。

1株に化成肥料50gを目安に追肥を行い、その後は2~3週間に1度を目安に追肥を行ってください。

玉直し

スイカには玉直しという作業があります。

そのまま放置して育てると、どうしても日に当たらない部分が出てきてしまうので、色がきれいに付きません。

これを防ぐためにも定期的に玉直しを行うようにします。

収穫

スイカの収穫は、品種によって違いますが、小玉スイカでは35日前後、大玉のもので50日前後になるようです。

苗などのラベルに記載されているはずなので、きちんと確認して収穫しましょう。

まとめ

スイカは家庭菜園ではスペースも必要で難しいと思われていますが、きちんと管理をすれば育てることができます。

品種的には大玉よりも小玉スイカの方が育てやすく、種からよりも接ぎ木苗から育てる方が簡単なようです。

初心者の方は小玉スイカの接ぎ木苗で栽培を始めてみるといいかもしれませんね。

スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事

スポンサードリンク