家庭菜園をやっている方は、スイカを育ててみたいけど、そんなに広いスペースがないな、とあきらめている方も多いかもしれませんね。
そんなときはネットを使うと、少ないスペースでもスイカを栽培することができるようですよ。
ここではネットを使ったスイカの育て方についてご紹介します。
スイカの栽培は広いスペースが必要?
スイカの栽培はツルを地面に這わせて栽培する地這い栽培が基本です。
スイカのつるは150cm以上にも成長するので、少なくとも150cm以上のスペースが必要になるのです。
家庭菜園でこれほどのスペースを取ってスイカを1株育てるのは、なんだかスペースがもったいない気がしてしまいますよね。
そんなときは、スイカの空中栽培を行うといいようですよ。
ネットを使ってスイカを空中栽培する
支柱にネットを張って、ネットにスイカのつるを絡ませて空中栽培を行います。
この方法を使えば、狭いスペースやプランターでの栽培、ベランダでの栽培などもできるようになるようです。
さらに、空中栽培することで、風通しがよくなり、茎や葉が地面に接しないので泥はねなどによる病気の発生を抑えることもできるようです。
ネットを使ったスイカの空中栽培
まずは支柱を立ててネットを張ります。
支柱の立て方は合掌型やW型、トンネル型などがあります。
または、バラなどのアーチを使ってネットを張る方法もあるようですが、こちらの場合は背が高すぎて手入れをするときに脚立などに乗る必要が出てくるので、自分の手入れのしやすいものを選ぶようにしてください。
親づるを摘心し、子づるが伸び始めたら生育の良いものを3~4本のこして摘心し、つるをネットに誘引します。
追肥などの栽培ちゅうの管理は通常と同じように行ってください。
空中栽培するときは、実をネットでつる!
空中栽培をするときは、実をネットで吊るようにします。
実が重くなるとどうしても支えきれず、実が落ちてしまうからです。
実がこぶし大になったころに、ネットに入れて実を吊ります。
ネットはしっかりと支柱などに結ぶようにしてください。
まとめ
スイカを栽培するとき、どうしても広いスペースが必要になってしまいますが、そんなときはネットを使って空中栽培をすることをおすすめします。
省スペースで栽培できるだけでなく、雨や泥の跳ね返りを防ぐことで、病気の感染を防ぐなど、他にもメリットがあるのです。
スペースがないとあきらめずに、一度空中栽培も検討してみてくださいね。
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