スイカを育てるとき、肥料を与えすぎると実ができないことがあるのをご存知ですか?

せっかく育てて実が一個も付かなかった、なんてことになったら悲しいですよね。

スイカの実がなるかどうかは肥料の成分が関係しているようです。

ここではスイカの肥料についてご紹介します。

スイカの育て方、肥料の種類や成分は?

スイカ 育て方 肥料

肥料には窒素、リン酸、カリという3種類の成分が主に含まれています。

窒素は葉や茎(つる)を伸ばすための要素、リン酸は花や実を充実させる要素、カリは根を育てるための要素になるそうです。

スイカはつる性の植物なので、つるを伸ばすための窒素が多く必要そうですが、窒素の多い肥料を与えると、葉やつるばかりが伸びてしまい、花がなかなか咲かない「つるボケ」という状態になりやすくなってしまうそうです。

ですので、スイカの肥料にはリン酸が少し多めの物、もしくは窒素、リン酸、カリが同等のものを選ぶといいようです。

スイカ専用の肥料がある?

最近ではスイカ・メロン専用の肥料というものも売られているようです。

肥料の成分なんてよくわからない、という方や、園芸初心者の方は、このような専用の肥料を買ってみるのもいいかもしれませんね。

 スイカの肥料を与える時期や場所は?

スイカの肥料は元肥と追肥を2~3回ほどになります。

元肥は苗を植え付けてからは与えることのできない場所に、長期間しっかりと効果が持続するように施します。

スイカの根は浅く広く広がっていくので、元肥も浅い位置に、幅広に畝全体に施すようにしてください。

先ほども説明したように、窒素分が多すぎるとつるボケの原因になるので、やや控えめに与えるのがコツになるそうです。

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スイカの追肥の時期や場所は?

スイカの追肥は受粉が終わって着果してから行うのがいいようです。

あまり早い時期に追肥を行うと、つるボケの原因になり、花が咲かない原因になってしまうこともあるようです。

最初の実が卵くらいの大きさになったら、最初の追肥を行います。追肥には化成肥料を使用するといいようです。

化成肥料50g程度を、伸びたツルのまわりに撒く感じで追肥をおこないます。

その後、2~3週間に1回ほどの感覚で追肥を行います。

根は先端の方が肥料分を吸う力が強いので、根元から少し離れた場所に肥料を与えるのがコツになります。

 まとめ

スイカは肥料に窒素分が多いとつるボケをしてしまい、花がなかなか咲かない状態になってしまうので、肥料の成分に窒素分の少ないものを使うか、スイカ用の種類の肥料を使うといいようです。

追肥もつるボケを防ぐために、受粉が終わって、実が着果してから行うようにしましょう。

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