最近、皮ごとたべられるぶどうが多く売られるようになりましたね。
召し上がったことがありますか?
緑の美しいシャインマスカットをびっしり並べたケーキをいただいたことがあります。
パリッとした食感が楽しくて、みずみずしくてさわやかな甘みがクリームにマッチして、忘れられないお味でした。
お値段はちょっと高めでしたけど。
どんな種類があるの
皮ごと食べられるぶどうはシャインマスカットの他にも、ナガノパープルや甲斐路、瀬戸ジャイアンツ(桃太郎ぶどう)などなど、まだまだたくさんの品種があるようです。
そして、旬が終わるころに目立つようになってきたのが、オーストラリア産ぶどうです。
2014年からオーストラリア産の生ぶどうの輸入も解禁になりました。
日本とは季節が逆ですから、12月頃から日本のぶどうが出始める6月頃まで店先に並びます。
オーストラリアのぶどう
オーストラリアは言わずと知れたワインの名産地。
ぶどう栽培には長い歴史があるんですね。
皮の薄いヨーロッパぶどうが栽培されていますからぶどうの皮はむかないのが普通です。
日本では雨が多いので皮の厚いぶどうが多く栽培されてきました。
だから、皮ごと食べるイメージがなく、抵抗があるかもしれませんね。
でも、ビタミンやポリフェノールなど、ぶどうに含まれる栄養素の多くは皮の近くに含まれているのです。
ぜひ皮ごと召し上がってください。
皮をむくのは日本だけ?
海外では皮ばかりはもちろん種もバリバリ食べる方が主流です。
はじめてぶどうを出されたとき、まわりの人がどうやって食べるのか様子をうかがって、そのあと恐る恐る口にしまのを覚えています。
いま日本で出回っている皮ごとのぶどうよりえぐみがあって、すこし食べにくかったのですが、みなおいしそうに食べていました。
ぶどうに限らずフルーツの皮をあまりむきません。
リンゴも桃もそのまま。
ニュージーランドやオーストラリアではキウイも皮ごと食べると聞きました。
安全性は大丈夫?
皮をむかずに食べるとなると心配になるのが農薬です。
でもぶどうの場合、農薬は実を結ぶ前に使うことが多いのだそう。
もし実を結んでから使ったとしても、房に袋をかぶせてあるので実には農薬はかからないのだそうです。
ただ輸入ぶどうには輸送期間がありますから、栽培時に使う農薬とは別に、品質を保持するための保管用の農薬、ポストハーベスト(収穫後の農薬)が使われます。
いずれにしても自治体や国が残留農薬の検査をしっかり行っていますので、店先に並んでいるぶどうは安心です。
まとめ
新しい食感が楽しい皮ごと食べられるぶどう。
ぶどうの栄養も丸ごといただけます。
でも農薬が心配な場合は、水洗いの際に重曹を使うなど、工夫してみるといいかもしれませんね。
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