ぶどうが育っていく様子に、どんなイメージを持ちますか?
まず、芽が出て、枝が伸び、花が咲いて、その後実がなりますよね。
あちらにもこちらにも、バランスよく美しい枝が張っている様子をテレビで見た方もいるかもしれません。
そして、ブドウの実も枝からたわわになっている。
でも、ぶどうの実がうまくつかない場合があるのだそうです。
それは、「花ぶるい」が起きる場合です。
いったい、花ぶるいとは、いったいなんでしょうか?
また、花ぶるいが起こる原因は何なのでしょうか。
調べてまとめてみました。
ぶどうの花ぶるいとは一体なに?
枝が伸びる勢いが強すぎ、花が落ちてしまう現象のことを花ぶるいというそうです。
花が咲いたあとにぶどうの実がなるのですから、花が落ちてしまってはおいしいぶどうが食べられません。
花が咲いてから2週間くらいでほとんど落花してしまうこともあるのだそう。
当然、実がつく様子もばらついてしまいます。
花ぶるいが起きる原因とは?
枝が伸びる勢いが強すぎることが原因ですが、肥料の与えすぎや、そもそもの枝の伸びる勢いが強すぎる場合、剪定のし過ぎ、若木の場合といったことが考えられるそうです。
枝や葉っぱに栄養を取られてしまうので、実まで栄養が回らなくなってしまうのです。
さらに、開花期の低温や降雨、ホウ素の不足も挙げられるそうです。
花ぶるいが起きやすい品種は?
巨峰やネオマスカットなど、比較的大きな品種で花ぶるいは起こりやすいそうです。
花ぶるいの対策はあるの?
窒素肥料の与えすぎに注意し、控え目に与えるようにすると良いようです。
また、剪定も控え目にし、適度に枝を残してあげるようにするのだそう。
天候はさすがにどうしようもないですね。
鉢植えの場合であれば、暖かい場所に避難するなどできそうですが。
まとめ
枝や葉に栄養を取られて、花が落ち、実がならないとは悲しい事態ですよね。
肥料を与えすぎても、剪定をしすぎてしまってもいけないのですね。
何事もほどほどに、ということでしょうか。
以上、ぶどうの花ぶるいについて調べてまとめてみました!
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