メロンを栽培して、いよいよ収穫の時期が近づいてくると、どのタイミングで収穫してよいのか迷うことがありますよね。

メロン自体の様子のほかに目安になるものがないのでしょうか。

メロンはどのタイミングで収穫して大丈夫?

メロン 収穫時期 見分け方 積算温度 関係

メロンの収穫は、開花後45~50日程度で果実が熟してくると言われています。

しかし、メロンにも固体差があるため、この日数経過したからと言って、収穫してよいとは限りません。

そこで、外観上どのようになったら収穫が可能となるのでしょうか。

まず果実の白色が徐々に変化し、濃い黄色になってきます。

レモン色ほどですとまだ未熟な状態です。

ヘタの周りに離層と呼ばれるヒビが出来てきて、自然と果実が取れそうな状態になります。

こうなったら収穫時期となります。

収穫までの積算温度

外観上は収穫出来そうでも、まだ不安が残ると言うことがありますよね。

そこで収穫の目安となるデータがあります。

それが、積算温度と言われる数値です。

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積算温度?

積算温度とは、毎日の平均温度を足していった値のことを言います。

それぞれの果実は、おおよその積算温度が決まっています。

このため、毎日の温度が高い時期と低い時期では収穫までの日数が異なってきます。

ネットメロンの積算温度は1000~1200度と言われていますので、毎日の平均温度が24度ですと約50日程度ということになります。

プリンスメロンでは800度程度と言われていますので、ネットメロンより少し早く収穫が出来ることになります。

この積算温度を目安に、受粉した日から日数を数えて、おおよその収穫日を計算することが出来るのです。

もちろん、計算上ですので、実際にはメロンの状態と相談しながらの収穫にはなります。

まとめ

メロンを大切に栽培してきて、いよいよ収穫というときに失敗はしたくないですよね。

そこで、積算温度をあらかじめ考え、おおよその時期を把握した上で、メロンの状態に注意してあげると、良い状態のメロンを収穫することが出来るのではないでしょうか。

もちろん、積算温度のみに頼らず、メロンの状態をしっかり確認し、収穫作業を行ってください。

せっかくのメロンです、美味しく頂きましょう。

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