だいぶ寒い季節になってきましたね。
ブルーベリーももうすぐ開花ですね。
今回は、ブルーベリーの受粉についてですがどのような栽培スタイルをされる場合であっても、最終目的は収穫ですよね?
ブルーベリーの収穫には花芽分化や受粉、結実が必要になります。
今回は、受粉について詳しく調べてみました。
ブルーベリーの花の構造は?
昨年の夏にきちんと花芽分化されているとすると、翌年の春頃には花が咲きますよね?
柱頭に花粉が付着することで受粉が成立します。
受粉すると、花冠・柱頭・花粉放出孔は落下して、そのあとに子房が上を向き果実の肥大が始まります。
因みに、受粉しなかった場合に柱頭は1週間、その他の器官も10日~2週間ほどで落下します。
受粉を成功させるには?
まず、同系統の2品種以上のブルーベリーがあるかどうかと開花時期が揃っているかです。
その他には訪花昆虫が飛来するかの3点が必要になってきます。
栽培する前に注意して開花時期になってからでは遅いので注意が必要になりますね。
訪花昆虫が飛来するかどうか
ブルーベリーは基本的には他家受粉ですのでミツバチやマルハナバチなどによって行われます。
ブルーベリーの花粉放出孔は花冠の中に隠れていて、花粉は粘着質なので風や水によって花粉が花から花へ移動するのは困難とされていると言われています。
それは、自然に受粉する方法は昆虫しかないということです。
人工的な受粉は?
容器の上で花を揺さぶって花粉を採取して筆や綿棒で別の品種の花の柱頭につけるやり方です。
ブルーベリーの花は、花先がおちょぼ口になっていて横からみると雄しべは見えませんが雌しべの先は見えています。
ポイントとしては黒いお味噌汁用のお椀を花の下にもっていって揺すって下さい。
まとめ
いかがでしたか?
今回はブルーベリーの受粉に関してでした。
日常生活でよく目にするミツバチたちは様々な場面で働きものですね。
人工的な受粉が難しいようでしたが慣れてくるとコツが掴めると言われているのでトライしてみてはいかがでしょうか。
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