ぶどうを成長させるためにはやらなければならないことが多くあります。
実を成長させるということは、思っている以上に大変のようです。
その中で、接木という工程があります。
ぶどう以外でも行っているかもしれませんが、ぶどうではどのようにして接木をするのでしょうか?
方法や時期について見てみましょう。
接木をするのは何のため?
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、強い植物にするために行うことがあります。
家庭で栽培している人よりも、実際に農家としてぶどうを栽培している人が行うことが多そうなイメージかもしれませんね。
接木というのは、植物同士をつないでしまうことを言います。
数を増やしたい土台となる植物を用意します。
そして、そこに増やしたい植物を差し込んでつないでしまうということを接木というのです。
一定期間、しっかりと保護しながら成長させることで融合していくのです。
不思議な感覚かもしれませんが良いことが多いのですよ。
どうして接木をするのか
目的としては、害虫や病気に強いものを受け継がせることがあります。
土台となっている植物の性質を受け継ぎながら成長していくので、土台がしっかりしていれば強いものができます。
また、もとになっている植物はしっかりと根が張っている状態であると思われますよね。
ですので、成長するまでにかかる時間が早いとも言われています。
その分、他の方法よりも手間がかかってしまったり、失敗すれば枯れてしまうということもあります。
方法や時期は?
一般的には、接木テープや癒合剤を使用するようです。
接木テープは、接合部分を巻いてくっつけるテープのことで、切り口の保護や水、雑菌の侵入を防ぐ役割をします。
癒合剤は土台になっている木と穂木の切り口に塗る物です。
効果としては、接合しやすくなる効果があるようです。
どちらもホームセンターなどで購入することができるようです。
時期としては、3月か4月の春、または夏の7月か8月が良いそうです。
まとめ
接木といっても、様々な方法が決められているようで、三角接ぎや芽接ぎなどのように名称が分かれているようです。
どのような方法が適しているのか、調べてから行いたいと思います。
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