ブルーベリーの苗を植えた時にマルチングと言われる作業をするのですが、ブルーベリーにマルチングをする理由は何でしょうか。
そして、ブルーベリー苗のマルチングのやり方の説明をしたいと思います。
マルチングについて
マルチングとは、栽培植物の保護・水分の蒸発の防止・病害虫の発生を抑制・雑草の抑制・地温の確保のために、株元をわらやビニールなどで覆うことで、マルチと呼ばれることもあります。
マルチングの素材は、ビニール・自然素材のわら・ウッドチップ・バーク・ピートモス・枯葉・水苔などさまざまな素材が使われています。
主なマルチングの種類は、
黒マルチ(雑草抑制と保温用途などに使われます)
白マルチ(地温抑制などに使われます。)
透明マルチ(地温の保温用途などに使われます。)
シルバーマルチ(害虫飛来の抑制などに使われます。)
腐葉土(土壌改良・寒さ対策・水分蒸発の抑制などの用途に使われます。)
わら(苗や果実の保護・保温・乾燥抑制などの用途に使われます。)
バーク(温度や湿度の安定化・病害虫の抑制などの用途に使われます。)などがあります。
植物や植物を植える場所や環境などによって、マルチを選ぶと良いと思います。
ブルーベリーにマルチングをする理由は?
ブルーベリーのマルチング材には、バークチップ・ウッドチップ・バーク堆肥など豊富な種類があります。
ブリーベリーにマルチングする理由には、
コガネムシの侵入対策(コガネムシは土中で産卵して、コガネムシの幼虫はブルーベリーの根を食い尽くし、気がついた時には枯れていたということもあります。)
夏場の水枯れによる乾燥対策(ブルーベリーは根が浅く水切れを起こしやすいです。)
土壌の温度や湿度の安定化・冬場の寒さ対策・雑草の抑制対策です。
マルチングをして起こりやすい問題点は、表土が見えないため水遣りのタイミングがわかりづらくなってしまいます。
目の細かいものだと取り除くのが大変で、土の乾き具合を確認しづらくなってしまいます。
不織布タイプのものやネットで覆うものだと見た目が悪くなってしまいます。
ブルーベリー苗のマルチングのやり方は?
ブルーベリーの苗を植え付け終了後に、土の表面にバークチップなど厚さおよそ3cm~5cmくらいにマルチングすることで、水分蒸発を抑制してコガネムシの侵入を抑制することが出来ます。
マルチングが消耗したりした場合には足したり交換したりします。
まとめ
マルチングの種類は豊富にあるので、植物や環境などによって選ぶと良いなと思いました。
お洒落に見せるのにはウッドチップやバークチップなどを使用すると良いかもしれませんね。
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