ブルーベリーは、家庭果樹として人気が高く野生のブルーベリーから品種改良が重ねられて今では、200種類もの品種があるといわれています。
そんな、ブルーベリーの育て方とブルーベリーの品種によっての特徴や味について調べてみたいと思います。
ブルーベリーの種類
ブルーベリーは栽培する地域の環境や温度に適した条件で選ぶ必要があるようです。
■ラビットアイ系
栽培に適している地域は、南東北から九州で、比較的暖かい地域が向いているようで、関東から九州での栽培に適した系統です。
乾燥・高温に強く、土壌を選ばすに育てることができ、小粒ではありますが、たくさんの実をつけるので、ジャムやジュースなどの加工用に向いているようです。
収穫期は7月中旬~9月中旬です。
果実の日持ちもし豊産性があるクライマックスや収穫量の多いフェスティバルが有名です。
■ノーザンハイブッシュ系
栽培に適している地域は、北海道と本州全域で本州以北の寒冷地および高冷地での栽培に適した系統とされいます。
果実は大きく甘みと酸味のバランスが良く、皮が薄く、種も気にならないため生食に向いているされています。
収穫期は6月~8月上旬です。
古くから栽培されてきたブルーベリーで、大粒の果実で味の良い品種が多いといわれており、ダローやチャンドラーが人気あります。
ダローは、大粒で味は濃いが完熟前は酸味が強く、6月下旬から中旬に成熟します。
チャンドラーは、甘みと酸味のバランスがよく、既存品種の中で最大級の粒の大きさで、6月中旬から7月上旬に成熟します。
■サザンハイブッシュ系
栽培に適している地域は、南東北から沖縄までで、特に沖縄などの暖かい地域での栽培に適した系統です。
先に紹介したノーザンハイブッシュを改良した暖地向きの品種です。
果実の性質はハイブッシュ系ですが、栽培地はラビットアイ系の暖地適応性を備えています。
狭い庭やベランダ栽培に向いているようです。
収穫期は6月~8月上旬です。豊産性で収穫量が多いミスティーは味も良いとされています。
また、収穫量が安定している、サンシャインブルーも味も良いため人気があるようです。
ブルーベリーの育て方
ブルーベリーは庭や鉢植えで育てることができます。
一般的にラビットアイ系はハイブッシュ系よりも樹高が高くなるため、スペースの広い場所に植えるのがよいとされています。
各系統の中でも品種によって直立性の品種から開張性の品種まであるため、栽培場ょの広さに応じて適した品種を選ぶようにするとよいようです。
■広いスペースに植えるのは
ラビットアイ系「クライマックス」
ノーザンハイブッシュ系「ジャジー」
サザンハイブッシュ系「サンシャインブルー」「アイブルー」
などがおすすめのようです。
■鉢植えよいのは
どの品種も鉢植えで育てることができるようですが、特に樹のまとまりがよいとされているサザンハイブッシュ系の「サンシャインブルー」は、ベランダ栽培にもよいとされています。
まとめ
ブルーベリーは一般的には、広い土地で育てるイメージがありましたが、鉢植えなどベランダ栽培もできるというのはちょっとした驚きですね。
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