ブルーベリーにつく害虫はどのような虫なのでしょうか。
黄金虫は金持ちだと言う歌もあり何となく親しみありますが、ブルーベリーにとっては大天敵になります。
コガネムシからブルーベリーを守るための駆除方法や予防方法をまとめます。参考にして下さい。
ブルーベリーにつく害虫は?
ブルーベリーにつく害虫は、アブラムシ・カメムシ・ショウジョウバエ・コウモリガ・シャクトリムシ・ハマキムシ・カミキリムシ・コガネムシです。
アブラムシとカメムシは、葉っぱや茎の汁を吸いアブラムシは放置しているとどんどん増えてしまい、ブルーベリーが生育不良になってしまいます。
ショウジョウバエは、ブルーベリーが熟し過ぎてグチュグチュになった果実に、ショウジョウバエが卵を産み付け発生します。
コウモリガは、5月~6月あたりに株元に穴を開けて芯を食害します。
穴には糞と木屑が塊になっていて一目で分かります。
シャクトリムシは、葉っぱを食べ小枝に擬態しているので見つけにくいです。
ハマキムシは、葉っぱを巻いたり綴り合わせた中に生息して、葉っぱや芽などを食害します。
カミキリムシは、幼虫が1年~2年間にわたり幹の中をトンネル状に食害し、穴から木屑や糞を排出します。
株元にオガクズと黒い糞がある場合は幼虫がいます。
コガネムシは、幼虫は土の中で根を成虫は葉っぱや花弁を網の目状に食害してしまい、ブルーベリー苗への被害は大きくなってしまいます。
コガネムシの駆除や予防方法は?
コガネムシの幼虫は、ブルーベリーにつく害虫で一番避けたい害虫で土の中で根を食害してしまい、気付くのが遅れると甚大な被害になってしまいます。
食害されると、成長期に新芽が展開しない・葉っぱが全体的に黄色くなる・葉っぱの日焼けが顕著(けんちょ)に出るなどの症状が出ます。
コガネムシは腐葉土・バーク・ピートといった腐食物に集まるので、これらの量を減らしたり腐食しない物に代えることでコガネムシの被害は抑えられます。
代える場合は、樹皮・針葉樹チップ・炭などが良いようです。
コガネムシの幼虫の予防方法は、株元を防虫ネット・ビニール・チップなどで覆います。
コガネムシの幼虫駆除は、ブルーベリーを土から抜いて軽く土を落として、水を張ったバケツに根の部分を入れて半日置いておけば、根の中に潜んでいるコガネムシの幼虫を退治できるはずです。
また、ダイアジノンと言う殺虫剤を撒きます。
ブルーベリーが発症しやすい病気は?
根腐れ(鉢植えの場合には水のやり過ぎ・庭植えの場合には土壌の水はけが悪くて、根腐れを起こしてしまいます。)、灰色かび病(花にかびが生えてしまいます。)
枝枯れ病(枝にしみのような黒い斑点が出て枯れてしまいます。)
枝腐れ病(枝が黒く変色してしまい腐ってしまいます。)
などがブルーベリーが発症しやすい病気です。
まとめ
大切に育てているブルーベリーがコガネムシの幼虫の被害にあったら大変だと思います。
コガネムシの幼虫の被害に合わないためにも、早めの予防・日頃の観察・早めの駆除が大切です。
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