桃を食べようとする時、まず桃を洗います。
ですが、桃の産毛のせいで水を弾いて、結局、洗えた感じが薄いまま、皮を剥いていませんか。
あの産毛がなかったら手触りが良くなり、剥いている途中に桃の実にくっ付くこともなく、産毛が指に刺さることもない・・・
そう考えると、あの産毛をなんとかしたくなりますね。
これから桃の産毛を取る方法や、桃と塩がどの様に関係しているのかを調べます。
桃の産毛を取る
野菜の中には、産毛が生えているものがあります。
その産毛は、その野菜を外敵から守る「自己防衛策」なのだそうですが、人間が口当たり良く、美味しく食べるには、とても邪魔なものです。
例えば、枝豆の場合、茹でる前にしっかりと塩もみをしておくと、茹で上がりの枝豆に程良く塩味が入り、枝豆を口にした時の口当たりが良くなるというのです。
実は、それと同じ方法で桃の産毛も取ることができるということです。
[方法1]
①塩を用意する(種類は問わない)
②両手に塩をまんべんなく付ける
③桃を両手で包む様に持って、優しくクルクルこする
④手触りが滑らかになったら産毛が取れた証拠なので、水で良く洗い流す
[方法2]
①桃をよく洗う
②フキンなどで優しくこすりながら拭き、産毛を取る
③もう1度、よく洗う
ポイントは、桃をこする時、「力を入れすぎないこと」、「優しく撫でる様にすること」の様です。
塩をふった桃の味
調べによると、余り甘くない桃に塩をふると、味が濃くなる(甘くなる)という説がある様です。
実際にも、「桃の味が引き立つ」という意見が多い様でした。
もちろん、甘い桃に塩をふっても、より美味しく食べられるそうです。
黄金桃(ゴールデンピーチ)に塩をふると、「マンゴーに似た味になる」ともいわれ、好んで食べる人もいるそうです。
「桃と生ハム」や「桃とマスカルポーネなどのチーズ」など、塩分を多少含む食材と一緒に食べることで、桃の味が引き立つ様です。
まとめ
桃と塩の関係は、①桃の産毛を取る、②桃の味を引き立てる、この2つがあることが分かり、大変勉強になりました。
桃に塩をふってから水洗いすると、思った以上にきれいに産毛が取れるそうです。
また、強く擦りすぎない様に産毛を取り、そのあとは、皮を剥かなくても美味しく食べることもできるそうです。
桃に塩をふるだけでなく、塩分の効いた食材と組み合わせても桃の味が引き立ち、オシャレな料理に変身することも分かりました。
今のあなたにおすすめの記事