梨は皮の色が茶色い赤梨とよばれる『幸水』や『豊水』、青梨と呼ばれる皮の色が緑色をした『二十世紀』などの品種がよく知られていますね。旬は、品種によって収穫時期が違うので、真夏の暑いお盆を過ぎたころから、だいたい11月ごろまでで、比較的長く楽しむことが出来ます。
では、梨はみかんやリンゴの様に長期間保存できるのでしょうか。
冷蔵庫に入れておけば1ヶ月くらいもつのでは???など、疑問点を調べてみます。
実は梨は傷みやすい?
みかんやりんごなどは箱買いして、涼しい廊下なに置いておくとかなり日持ちしますよね?
しかし、梨は実は傷みやすい果物なのです。特に夏の暑い時期に収穫される梨は、賞味期限が短いので注意が必要です。
梨を冷蔵保存すれば、一ヶ月くらい大丈夫?
いいえ、保存方法にもよりますが、冷蔵保存でも皮付きのままの丸ごとの梨で、賞味期限は1週間くらいと短いので気を付けましょう。
冷蔵保存するときの注意点
梨を切らずに丸ごと保存する場合は、一個ずつラップなどで包み、ナイロン袋に入れて冷蔵庫で保存します。このときヘタを下にしましょう。
また、半分に切った場合は、切り口をラップで覆い、保存しましょう。
皮もむき、食べやすく切った場合は、砂糖水や塩水につける、レモン汁をかけるなどすると酸化による変色を防ぐことが出来ます。そして皿に盛ってラップをし保存するか、密封容器に入れ保存しましょう。ただし、塩水とレモン汁の場合、梨本来の味が少し損なわれますので、砂糖水がおすすめです。
また、冷蔵庫で保存する際は、野菜室が望ましいでしょう。尚、切ってから保存した場合は、賞味期限が1~2日です。なるべく当日中に食べきりましょう。
まとめ
梨は案外傷みやすい果物で、冷蔵保存でも早めに食べた方がいいですね。
生食の他にも、冷たく冷やして生ハムで巻いてみたり、サラダにトッピングしたり、お肉で巻いて焼くなど、お料理にもおすすめです。
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