梨の美味しい季節ですね。品種により味や食感も違って、楽しいですね。梨の旬は、8月から9月で、品種によって収穫時期が異なります。「幸水」→「豊水」→「二十世紀」の順で出回ります。
最近では「新興梨」という11月末くらいまで出回る日持ちのする品種もあるようですが、一般的にスーパーなどでよく見かける「豊水」や「幸水」などは、あまり日持ちがしません。せっかくの美味しい梨を長く楽しみたいものですが、梨って冷凍できるのでしょうか。調べてみようと思います。
梨の冷凍・解凍は?
梨は、水分が多いため、残念ながら冷凍には向かない果物なのです。
冷凍後、完全解凍すると、元のような梨には戻らず、特融のシャリシャリ感が失われ、べチャっとした食感になってしまいます。
冷凍するなら?
新鮮な梨の味や食感を楽しみたいなら、買ったり頂いたりしてからすぐに食べてしまうのが一番ですが、たくさん頂いた時や、お徳用でまとめて買ってしまった!なんて言うときには、どうすればよいのでしょうか・・・
冷凍した梨は、完全に解凍するとベチャベチャした食感で美味しくなくなるので、半解凍の状態で頂きましょう。半解凍にするとシャリシャリ感も残っていて、天然のシャーベットの様で美味しく頂けます。
また、すりおろしたり、ミキサーにかけてレモン汁を合わせて、梨のピューレにしておくと、ヨーグルトにまぜたり、ドレッシングのアクセントにしたり、スムージーに利用したりと、色々に使えて便利です。
冷凍する際には、空気になるべく触れないようにすることが大事ですよ。
まとめ
梨は、追熟しても甘くはならない果物です。つまり、早く食べないと傷んでしまうんですね。
長期保存したいところですが、残念ながら、冷凍には向かない梨です。しかし、生食以外の食べ方が工夫次第で色々あることが分かりました。
旬の時期はなるべく生で頂いて、食べきれない分は冷凍保存を上手にしてお料理などに活用したいですね。
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