女性の間で最近ブームになっている「キウイダイエット」ですが、聞いたことはありますか。
キウイでダイエットをすると、ただスリムになるだけでなく、内側からもきれいになるといわれ、人気の様です。
その効果はいかに・・・調べてみます。
キウイの栄養素とその効果
キウイには、様々な栄養素が含まれていて、それぞれの栄養素には、次の効果が期待できる様です。
①2種類の食物繊維
・水溶性食物繊維
腸の中の善玉菌を増やし、糖質が体の中に吸収されるのを抑制する効果が期待できる
・不溶性食物繊維
腸の中の環境(腸内フローラ)を整えて、便秘を解消する効果が期待できる
・両方の食満繊維
空腹を抑制する効果が期待できる
②カリウム
・体に必要以外の水分を外に出す効果が期待できるため、むくみの予防も期待できる
③ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群
・肌の健康を守る効果が期待できる
・体の冷えを緩和したり、ホルモンのアンバランスを整える効果が期待できる
・月経など、婦人科系の問題を緩和する効果が期待できる
④スカベンジャー
・アンチエイジングの低下(妨げ)になる活性酵素を取り除く抗酸化物質を含むので、血管や肌を若返らせる効果が期待できる
・シミ、しわ、たるみなどの予防や緩和に効果が期待できる
⑤亜鉛、マグネシウム、マンガン、鉄など
・体の疲れを回復してくれる効果が期待できる
⑥酵素アクチニジン
・タンパク質を分解する効果が期待できるので肉類などの消化を補助し、結果、内臓を休めることにつながる効果が期待できる
・歯の細菌バイオフィルムが原因の口臭や、舌苔を溶かす効果が期待できるが、食べ過ぎた時に舌が痛く感じるのは、この酵素のせいらしい
⑦クロロフィル(葉緑素)、ピロロキノリンキノン
・細胞の酸化を抑える効果や肝臓に溜まる脂肪を予防する効果が期待できる
⑧クエン酸、キナ酸、リンゴ酸などの酸味成分
・体の脂肪を燃やして、体脂肪を減らす効果が期待できる
※ソラレン(デメリット)
・シミの原因といえる紫外線の作用を受けやすいらしい
・・・など
キウイはいつ食べる
では、キウイは1日の内でいつ頃食べるのが、最も効果が期待できるのでしょう。
「朝キウイ」と「夜キウイ」について解説します。
①朝キウイ
・朝食をキウイに置き換える
・キウイの1回量は1~3個にする(多過ぎは、逆効果)
・水分と一緒に食べる(ヨーグルトなどでも良い)
・昼食と夕食は、バランスの良い普通の食事をする
朝キウイは即効性がある訳ではなく、長い時間をかけてゆっくりと効果が望めるダイエットの様です。
「たくさん食べることで、大きな効果が期待できるのでは?」と考えがちですが、「二食目もキウイだけを食べる」や、「三食全部、キウイで摂る」などは間違った食生活です。
栄養のバランスが崩れ、体調を悪くする可能性の方が高い様ですので、おすすめできません。
朝キウイダイエットは、「朝食と置き換えることで、効果が期待できる」といわれているダイエットの様です。
②夜キウイ
・夕食後の果物(デザート)として、または、就寝1時間までに食べ終えるのが良い
・キウイの1回量は、1個と決める
・コップ1杯の水分と一緒に食べる
・室温に保存したキウイを食べる
夜キウイは、夕食後の果物として、または、就寝1時間前が良いタイミングといわれています。
夜中の0時前後に腸の活動がピークを迎える様で、この時間帯を一般的に「腸のゴールデンタイム」と呼ぶ様です。
腸の活発になる時間帯に合わせる様にキウイを食べることによって、キウイの栄養素の1つである「酵素アクチニジン」の力を借りて、夕食で食べた食事を、効率良く消化させることで、ダイエットへの効果が期待できるということの様です。
まとめ
調べた結果、朝キウイダイエットは、朝食と置き換える「置き換えダイエット」をいい、夜キウイダイエットは、腸の活動ピークである「ゴールデンタイムにめがけるダイエット」でした。
どちらも、水分と一緒に食べることがポイントの様です。
キウイに含まれる食物繊維に水分を吸わせて膨らませ、腹持ちを良くし、1日のカロリー量を減らして、便通を良くすることでダイエットにつながる効果を期待しているのが「朝キウイダイエット」、また、キウイに含まれる酵素アクチニジンを腸のゴールデンタイムにめがけて効率よく消化させて外に出すことでダイエットにつながる効果を期待しているのが「夜キウイダイエット」だと分かりました。
どちらも効果が期待できる様ですが、キウイに含まれる酵素アクチニジンは、舌を守っている粘膜をも溶かす力を持っているそうなので、敏感な場合は、舌から血が出ることもあるそうです。
食べる量を守って、異常を感じたらすぐに中止するのが良いということも分かりました。
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