キウイは暑さや寒さに強い植物で、初心者の方でも意外と簡単栽培することができるそうです。
つる性の植物ですが、ベランダでも栽培はできるのでしょうか?
ここではキウイの栽培方法についてご紹介します。
キウイの栽培方法
キウイは暑さ寒さに強いので、比較的簡単にお世話をすることができるようです。
栽培する場所は日当たりのいい場所がいいそうです。
また、風に弱いそうなので、花座があまり当たらない場所に植えるといいようです。
水やりは一般的な植物と同じように、土が乾いたら与えます。
庭植えの場合、夏以外は水やりをしなくてもいいそうです。
ですが、夏場の水やりは重要で、水不足が続くと実が落下して食べられなくなってしまうそうです。
キウイは棚仕立てにすることが多く、1つの棚に雄木と雌木を誘引します。
主枝を水平に、母枝を左右交互に誘引し、雄木は主枝一本のみを伸ばして側枝を出さないようにするのがポイントだそうです。
肥料は12月、2月、6月に与えますが、生育が旺盛な場合は12月だけでいいそうです。
肥料を与えすぎると枝ばかりが伸び、花が咲かないこともあるそうです。
剪定は12月から2月の中旬までに行います。
キウイはその年に実を付けた枝の先の葉腋に次の年に実を付ける枝が伸びるそうです。
充実した芽を3~4個残して枝を切り詰め、栄養分が芽に流れるようにしましょう。
植え付け時期は?
暖地や中間地の場合、10~12月に植え付けを行います。
北関東などのギリギリ生育する地域の場合は、2~3月あたりに植え付けをするといいようです。
また用土は市販の培養土か、赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使うといいようです。
ベランダでも栽培できるの?
ベランダでも栽培できますが、庭で栽培するときといくつか違うことがあります。
まず水やりですが、鉢植えの場合乾燥しやすいのでこまめに水やりを行うようにしましょう。
夏場は特に乾きやすいので、1日3回も水やりが必要になることがあるようです。
また、鉢は直径30cm以上の物を使用し、なるべく大きなものを使うようにしましょう。
植え付け時期は3月ごろがいいようです。
あんどん仕立てにしよう
ベランダなどの狭い場所で栽培する場合は、あんどん仕立てと言われる仕立て方にするといいようです。
植え付け2年後まではまっすぐに成育させ、3年目に直径30cmのあんどん支柱を立て、上部につるを巻き付けていくようにします。
実は1枝に2~3個、鉢全体で8~10個になるように摘果しましょう。
まとめ
キウイは栽培しやすい植物のようですが、水不足には弱いので、鉢植えの際は特に水やりには気を使ってあげましょう。
キウイは雄株と雌株が分かれている植物なので、実を付けるには2株必要ですが、1株でも実の付くタイプもあるようなので、ベランダなどの狭い場所で栽培する場合、こちらの方がいいかもしれませんね。
雄株と雌株が分かれているときは、人工授粉することで実の中の種が多くなり、甘くて大きなキウイになるそうですよ。
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