買ってきたキウイに白い斑点が付いている!
うちにあるキウイの木に白い斑点が!
こんなことがあるかもしれません。
この白い斑点は何なのでしょうか?
ここではキウイにつく白い斑点についてご紹介します。
キウイに白い斑点が!
キウイについている白い斑点の正体はカイガラムシの仲間でした。
カイガラムシはカメムシの仲間で、名前の通り貝殻のようなものをかぶって定着するものや、移動をするものなど様々なものが存在するようです。
カイガラムシは枝や葉などについて木の栄養を吸汁してしまいます。
カイガラムシ自体は1~2mm程度のとても小さな虫ですが、大量に発生することが多く、カイガラムシがたくさんついてしまうと新しい枝や葉っぱの生育が悪くなったり、枝枯れを起こしてしまうこともあるようです。
キウイの実にうっすらついている白い斑点は?
キウイの実にうっすらと5mmほどの白っぽい斑点があることがあります。
これはカイガラムシが吸汁をした痕が残っているようです。
農薬を使用していない有機栽培のキウイなどでたまに見られるようです。
カイガラムシが木に付いていたら
カイガラムシが少量のうちは特に問題はないようですが、数が増えてくると見た目も悪いですし、何より枝枯れなどを起こしてしまうこともあるので早めに対策をするといいようです。
キウイ農家さんなどはアディオン乳剤やあるバリンといた薬剤を、高圧で散布することで対処しているようです。
また、カイガラムシは重なって繁殖してしまうと薬剤がかかりにくくなるので、そこまで繁殖する前に対処することが重要なようです。
薬剤以外には対処法はないの?
一般の家庭などで栽培している場合、薬剤をかけるのには少し抵抗がありますよね。
そんなときはブラシや軍手などを使用してカイガラムシをこすり落とすだけでもいいようです。
大発生してからでは大変なので、毎日の水やりなどのときに観察し、カイガラムシが発生していたら落とす、など毎日メンテナンスをすると管理が楽なようです。
カイガラムシは狭い場所や暗い場所が好きなようなので、葉の裏や枝が密集している場所などを観察するといいようです。
まとめ
キウイについている白い斑点の正体は、カイガラムシ自体か、カイガラムシに吸汁された痕であることが多いようです。
人体に影響はないようですが、見た目にもあまり良くないものなので、キウイの木に発生しているのを見かけたら、早めに対処するのがいいようです。
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