キウイは国産の物よりも輸入されたものが多いと思います。
ですが輸入品と聞くと農薬が気になってしまいますよね。
キウイの農薬にはどのようなものが利用されているのでしょうか?
ここでは輸入品のキウイの農薬についてご紹介します。
そもそもキウイに農薬はどれくらい使われているの?
輸入品のキウイというと、一番多いのはニュージーランド産のキウイではないでしょうか。
ニュージーランドでは農薬の使用などが厳しく管理されているようで、ニュージーランド産のキウイは農薬の使用量は少ないようです。
ニュージーランドにはキウイを皮ごと食べる人もいるそうです。
それだけ安全ということでしょうか。
輸入品には農薬が増える?
現地では農薬があまり使われていなくても、輸出するとなると話は違ってくるようです。
輸出をする際にカビが生えてくることを防ぐために農薬をかけるポストハーベストは有名なのではないでしょうか。
さらに輸入検査の際に害虫などが見つかると輸入ができなくなってしまうので、害虫を駆除する燻蒸と呼ばれる処理を行うことがほとんどなようです。
このようなことから、国産の果物や野菜よりも、輸入された果物や野菜の方が農薬などの薬剤が多く使われてしまう、ということになるのです。
輸入のキウイにも農薬が多くかかっているの?
昔は輸入されている果物の大部分に防カビ剤などの農薬がかけられていなようですが、最近では基準が厳しくなり、防カビ剤を使用しているものは一部の柑橘類などごく限られているようです。
ですがやはり検疫の際に害虫が発見されることがおおいようで、燻蒸処理をして害虫をなくしてから輸入することになるようです。
現地では有機栽培されたものであっても、燻蒸処理をされてしまうと有機農作物として販売することはできなくなるそうです。
なんだかもったいない話ですね。
輸入品には有機農作物はないの?
輸入品でも検疫で害虫がいない場合は燻蒸処理されずに輸入できるようで、数は少ないかもしれませんが、輸入品でも有機農作物として販売されているものはあるようです。
最近ではニュージーランドのキウイ農家さんの努力のおかげで、有機栽培キウイが輸入できるようになってきたようです。
まとめ
キウイの農薬は、輸入するときに害虫がいた場合は燻蒸処理が必要になるので、国産の物よりも薬品に触れる回数が多くなってしまうようです。
燻蒸で使用される薬剤は、気化しているのでキウイには残らない、と言われているようですが、有機栽培のものを燻蒸処理してしまうと、有機農作物として販売することはできなくなるそうです。
ですが、最近ではキウイ農家さんの努力のおかげで、日本でも輸入有機栽培キウイを入手することができるようになってきたようです。
今のあなたにおすすめの記事