さくらんぼは5月下旬から旬を迎え、東北・北海道地方で7月下旬まで楽しめることができます。

鮮度が落ちやすい事から季節で味わう希少性も昔から変わりなく親しまれてきました。

北海道から東北地方へ伝播したさくらんぼは、その美味しさから普及が進みます。

山形さくらんぼの父と言われる『井上勘兵衛』が尽力し、品種、生産量がピークに達します。

しかし、生産地だけでは買う人も限られており、市場も小規模なままなので井上勘兵衛は 遠くへ売りに出すことを考えるようになります。

さくらんぼは鮮度が落ちるのが早いため、生のままで県外へ運ぶには無理がありました。

そこで、自宅に工房を作り缶詰にすることに成功しました。

こうしてさくらんぼの缶詰が誕生したわけです。

さくらんぼを食べるとどんな効果が?

さくらんぼ 食べる 期待 効果

さくらんぼの栄養価は主にブドウ糖が大半を占めています。

果実に水分が多くエネルギー自体は少ないのですが、体に直ぐ吸収されるブドウ糖は、脳を使う事が多い人(デスクワークや受験勉強中の方など)に重宝されます。

また、さくらんぼは100gあたりエネルギーが60Cal、タンパク質1.0g、脂質0.2g、炭水化物15.2g灰分0.5g、食物繊維1.2g、カロテン98μg、ビタミンE0.5g、ビタミンB1・0.03、ビタミンB2・0.03g、ビタミンB6・0.02g、ビタミンC10g、カリウム210mg、カルシウム13mg、マグネシウム6mg、リン17mg、鉄0.3mgと広範囲に含まれていますが、どれも量が少なく、さくらんぼだけで栄養が補えるわけではありませんね。

しかし、さくらんぼにはアントシアニンやフラボノイドなどのポリフェノール類が含まれているため抗酸化作用を期待できます!

美容効果も期待できることから女性に人気なのも頷けますね。

特にさくらんぼのアントシアニンは赤い発色の原料にもなっており、色素は「ケラシアニン」と言います。

ケラシアニンは炎症を抑える作用があり、間接痛や、リウマチの痛みを和らげる効果があると言われています。

また強力な抗酸化作用もあり、研究機関に抗がん剤などの医薬品に応用が利かないか研究もされているようです。

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まとめ

さくらんぼの栄養素は果肉のほとんどがブドウ糖で構成されており、各種栄養素は少ないながらも平均的に含有しているようです。

手ごろに糖分補給ができるとともに良質なブドウ糖で、頭を使う仕事で作業効率がアップしそうですね!

また、ポリフェノール類も豊富に含まれているので、特にアンチエイジングや美容に敏感な女性には是非とも食べて欲しい果物です!

旬である初夏には新鮮なさくらんぼを食べて健康な毎日を送りましょう!

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