グレープフルーツが好きな方の中でグレープフルーツを自分で育てて栽培してみたいと思う方もいると思います。
そんな方の為に今回はグレープフルーツの木の育て方について紹介します。
自分で好きな食べ物を栽培するって楽しいですからね!
グレープフルーツの木は育てやすく観葉植物としても最適
グレープフルーツが育つ環境として、適していると言われているのが、気温が高く乾燥している亜熱帯地域です。
春から初夏にかけて、5cmくらいの大きさで白い花びらを4~5枚ほどつけ、年明け後、10~15cmくらいの大きさになると黄色の果実を実らせるので、この実を収穫し、4~5月頃になると市場へ出回り始めるというのがグレープフルーツの出荷までの流れです。
グレープフルーツの果肉には、白色や薄黄色、赤みがかったオレンジ色など数種類の色があり、それぞれの色によって味が違うと言われています。
赤みやオレンジ色に近いほど甘みが強く、白色に近いほど酸味が強くなっていくと言われています。
そんなグレープフルーツの木の育て方は一体どのようにしたらいいのでしょうか。
市販のものからでも育てることができる!?
日本国内でのグレープフルーツの旬な時期は、3~4月頃と言われています。
そのため、12~1月ごろに収穫して、1~2ヶ月ほど追熟させると食べごろになり、また、日本国内にある9割以上が輸入品なため、海外産の品種は、1年中いつでも食べごろなものが、輸入されているといわれています。
そんなグレープフルーツは、日当たりがよく、また、水はけのよい場所を選び、乾燥気味に育てるようにするといいでしょう。
暑さには強いのですが、寒さには弱い面があり、平均気温が18度以上の暖かな気候でないと育たないと言われています。
日本で育てる場合は、場所移動しやすい鉢植えでの栽培がおすすめです。
グレープフルーツの発芽率はとても高く、市販されている果実の種からでもよく芽を出してくれます。
ただ、花を咲かせるまでに1~5年、実を付けるまでに10年以上かかるので、気長に待つことが大切です。
注意点や害虫は?
栽培する際の注意としては、グレープフルーツの葉っぱには、エカキムシという虫がが付くことがあります。
このエカキムシは葉っぱを食べてしまい、食べた跡が絵を描いたように見えることから、このような名前がついたと言われています。
見つけ次第駆除するほか、ネットをかけて成虫の飛来を防ぐことが対策として有効であり、また、アゲハ蝶も卵を産み付けることがあるので、日頃から葉っぱのチェックをして、早めに対策していくといいでしょう。
まとめ
市販のグレープフルーツの種から栽培が出来るとは驚きですね。
グレープフルーツは、丈夫で育てることは比較的簡単な果樹ですが、おいしい果実を実らせるには、原産地の熱帯地域のような環境が必要なため、気温を保ってたくさんの日光を当てて初めて果実を実らせるのですが、果実以外に観葉植物として利用するのもおすすめです。
葉色や形がよいので、記念樹として植えはじめてみるのもいいでしょう。
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