結論から言うと、バナナの部位によって残留農薬の濃度が変わることはありますが、特定の部位に残留しているということは無いでしょう。

過去に出回っていたと言われる「バナナの両端を切り落とせば残留農薬の被害はない」という噂から来ている話でしょう。

いくつか話を纏めましたのでご覧ください。

残留農薬とは

バナナ 先端 皮 危険

野菜やバナナなどの果物の栽培では、多かれ少なかれ農薬を使用しているケースがあります。

農薬は育成を促す目的であったり、害虫を防ぐための殺虫剤であったりしますが、これらが何らかの理由で残っていると、人的被害を及ぼしてしまいます。

現在では栽培方法などの研究が進んでおり、化学薬品を使わない方法、有機栽培による無農薬による方法などがあるようで、街中でもほとんど残留農薬というワードを聞かなくなってきたと言っても過言ではないでしょう。

バナナの先端は危険?

過去、海外からの輸入品の中には、出荷時に害虫処分や色付きを良くするために、高濃度の無農薬につけてから出荷する、というニュースや、それに乗じた噂話などが広がっていたようです。

そうした時代、とある雑誌や本のなかで残留農薬は先端部分に集まる!

というような見出しがあったようで、その結果、バナナの農薬は先端に集まる、という噂が出回ってしまったようです。

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現在のようにインターネットやSNSなどが流行る前は、雑誌やテレビなど、一方通行の情報伝達が主になっていた為に、こうした噂話が広まってしまったようです。

確かに過去には、市場に出ている輸入品の果物に高濃度の残留農薬が検出されたこともあったようですが、現在の判定基準では、そういった残留農薬濃度の高い果物は、農林水産省や各関係者の努力のおかげで、市場に出回ることはない、と言えるでしょう。

まとめ

現在、人的被害を及ぼす残留農薬があるバナナは少なく、また部位によってバラツキはあっても、特定の部位(先端など)に残ることも無いと言われていますので、安心してバナナを先端から根元まで美味しくいただきましょう!

 

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