門司港ではなぜか、バナナのお菓子であったりバナナ関連のグッズがたくさん売っているみたいです。
なぜなのでしょうか?
バナナ発祥の地?
調べてみました。
門司港はバナナ発祥の地?
かつてバナナは叩き売りされていました。
叩き売りというのは、独特の口上を述べて、お客さんを引き寄せ、バナナを露店で売る、という手法です。
独特の口上には、客寄せのうた、バナナを売るためのうた、買ってくれたお客様に対してのお礼のうたなど、いろいろな種類の歌があったようです。
大正時代の初期に、福岡県北九州市の門司港周辺で売られたのが元祖です。
なぜ、門司港だったのかというと、バナナを神戸に運ぶ為に、その途中で悪くなってしまったバナナをいち早く売りさばくためと言われています。
当時は、鉄道の九州の玄関口が門司港でした。
バナナだけでなくいろんな物資を運ぶために、門司港が使われていたのです。
現在、「門司港バナナ資料室」というものがあり、バナナの叩き売りの歴史など、資料によって知ることができます。
バナナの妖精、バナナ姫ルナの等身大パネルがあったりするようです。
バナナの妖精っていうキャラクターがいるなんてさすが、発祥の地ですね。
門司港レトロ地区の、関門海峡ミュージアム内の無料ゾーン、海峡レトロ通りの二階にあるようです。
開館時間は9~17時です。
バナナの叩き売りはなぜ終わってしまった?
最初は、バナナが痛む前に門司港で叩き売りされていたものですが、物流の発達でバナナがどんどん安くなり、バナナがもう珍しいものではなくなってしまった為といわれています。
当時のバナナといえばお見舞いやお土産にもっていくと喜ばれるような価値のあるものだったそうです。
一本のバナナを切ってみんなで食べたり、病気の時にだけは一本食べさせてもらえた、というようなこともあったようです。
門司港バナナ塾というのがある?
門司港のバナナの叩き売りの歴史について学べるようです。
全10回の講座があります。
定員は20名で受講料は5000円だそうです。
教材やTシャツ代のようです。
どんなTシャツをもらえるのでしょうか?
気になりますね。
まとめ
門司港でのバナナの叩き売りの歴史は初めて知りました。
そこに住んでいたり、行ったりしたことがないと知ることがないかもしれませんね。
近くにいったら、そこでバナナやバナナグッズを買ってみたいなって思いました。
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