東京旅行をした際に、「東京バナ奈」をお土産に買う方は多いのではないでしょうか?
また、もらう機会も多いものですよね。
でもなぜ、東京でバナナなのでしょうか?
調べてみました!
バナナ発祥の地は東京なの?
東京ではありません。
バナナ発祥の地といえば、門司港です。
バナナが日本に輸入され始めた明治36年頃、バナナの産地の台湾と近かったこともあり、門司い大量に荷揚げされ、市場が設けられました。
そこで、バナナの叩き売りが行われたり、今でも、門司港の駅前に、「バナナの叩き売り発祥の地」の記念碑があります。
ではなぜ東京でバナナ?
東京には名産品がないため、お土産といえばその土地の食材や名産品であるという既成概念は外すことにしたそうです。
東京は、日本の都市の中でも特に、色んな世代、職業の人々が暮らしています。
そんなだれにとっても懐かしいバナナのお菓子を作ろうと考えられたようです。
年配の方には、昔は高級品だった憧れのバナナ、
その下の世代の人には、遠足にもっていったり、昔から食べていた思い出のおやつです。
誰もが親しみと懐かしさを感じる味ということでバナナが選ばれました。
バナナは日本のものではありませんが、日本人が昔から親しんでいる、思い出の味なのです。
そして社長さんの想いというのもあったそうです。
社長さんが子供の頃はバナナは病気の時にしか食べられないような貴重品でした。
でも今では気軽に食べられる、特別な果物ではなくなってしまったことに残念な想いがあったそうです。
そこで、もう一度、バナナを特別なものにしたかったというのもあるそうです。
バナナではなく、ばな奈という名前になった由来は?
元気でお洒落な東京の女の子をイメージして作られたそうです。
東京ばな奈は女の子のキャラクターです。パッケージのバナナにリボンがついていることからもわかります。
日本の女の子は、「な」で終わる名前が多いために、ばな奈も「な」がつけられたそうです。
まとめ
東京なのになぜバナナのお土産なのかと思いましたが、色んな想いがあるのですね。
確かに若い人たちは、バナナのことをいつでも食べられる手軽なものとして捉えていると思います。
病気の時にしか食べられないような貴重品だと思うと見方がちょっと変わりますね。
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