スイカを育てていると、収穫時期が分からなくなってしまう事もありますよね。
受粉した日をメモしておいても、気温が低いと熟すまでに時間がかかったりもします。
ここではスイカの収穫時期の目安についてご紹介します。
スイカの育て方、収穫時期は?
スイカの収穫時期は、受粉した日から40日前後、というのが日数の目安になるので、スイカの受粉をした日をメモに残しておくことをおすすめします。
ですが、メモを取るのを忘れてしまったりした場合、収穫の日が分からなくなってしまうのかというと、そういうわけでもありません。
ちゃんと見た目で収穫の目安となるものがあるので、ご紹介します。
スイカの巻きひげを観察する
スイカは実が付いている場所のすぐ近くに巻きひげが生えています。
この巻きひげの状態でスイカの収穫時期が分かるそうです。
巻きひげが青く、まだ柔らかい場合は、まだ熟していません。
巻きひげが付け根まですべて濃褐色になり、固くなったら収穫の目安です。
スイカを叩いてみて音で判断する
昔からよく、熟したスイカはいい音がする、ということが言われていますよね。
これは本当のようで、スイカは熟すと音が変わるそうです。
叩いたときの音が高い音だと、まだ未熟な状態のようです。
逆に、ボンボンと濁ったような音がしたときは、熟しすぎになります。
ポンポンと澄んだ音がしたら、収穫のタイミングになります。
ですが、音で判断するのは初心者にはかなり難しいようです。
一度未熟なときに叩いてみて、どんな音がするのかを確認しておくと、熟した時の違いが分かりやすいかもしれませんね。
スイカのおへそを観察する
スイカにはツルが付いている場所と反対側に、おへそのような跡があります。
このスイカのおへそ、熟してくると徐々に大きくなってくるのです。
このおへその大きさが、五円玉くらいになったら食べごろになるので、収穫するようにしましょう。
収穫前の雨には注意?
スイカは基本的に砂漠などの乾燥地帯が原産の果物なので、多湿や多雨にはとても弱い植物です。
普段から水のあげすぎや、多湿による被害を防いでおくことが大事ですが、収穫前は特に注意がひつようです。
収穫前に雨などで水をあげすぎると、スイカが水分を大量に吸収してしまい、実が割れることがあるそうです。
収穫直前でこのような事態にならないためにも、普段から雨対策をしておいた方がいいようですね。
スイカの雨対策
スイカは基本的に乾燥を好むので、栽培するときに雨対策をしておいた方がいいようです。
プランターなどで栽培している場合は、軒下など雨の当たらない場所で栽培するのがいいようです。
地植えの場合は黒マルチやわらを敷いて、余計な水分を吸収しないようにします。
また、梅雨時などの雨の多い時期は、支柱とビニールを使って、簡易的な屋根を作ってあげて、雨除けにするのもいいようです。
まとめ
スイカは受粉からの日数を収穫の目安とするので、受粉した日にちをしっかりとメモを取っておきましょう。
ですが、気温によって熟し度合いも違ってくるので、スイカの巻きひげやおへそを観察して、収穫時期を何段するようにしてください。
せっかく作ったスイカ、一番おいしい時期に食べてくださいね。
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