ぶどうを栽培するにあたって行うことが多い工程を知っていますか?
成長させるには肥料や剪定なども必要ですが、挿し木というものを知っていますか?
挿し木というのはあまり個人では行わないかもしれませんが、とても多くのメリットを持っているのです。
ここでは、ぶどうの挿し木について調べてみましょう。
挿し木をすると何が良いの?
ぶどうを繁殖させるには、苗から成長させる方法と挿し木で増やす方法があるようです。
どちらも使われている方法なのですが、挿し木をしている人が多いようです。
その理由とは何なのでしょうか?
挿し木のメリットとは
多くの果実の種は、成長したとしても親の木と同じような果実をつけることは無いようです。
遺伝の問題のようですが、繁殖過程で異なってしまうようです。
しかし、挿し木を行えばそれらをカバーすることができるのです。
なぜなら、挿し木というのは木の一部を使っているので、クローンが誕生しているのと同じということです。
良質の果実が実っているのであれば、それらを増やしたいですよね。
そんな時には、種から成長させるよりも挿し木で繁殖させた方が確実だということです。
簡単にできるものなの?
挿し木には適している時期があります。
枝が休眠から目覚める直前が良いとされていて、2月中旬から3月上旬にかけて行うようです。
そのために、一ヶ月くらい前に枝を選びます。
先端ではなく、一年前の十分に充実している部分を選ぶと良いそうです。
冬に剪定している時に出たものを保存しておくのも大丈夫だそうです。
そして、20センチ程度にして切ったものを乾燥しないように冷蔵庫で保存しておくのです。
実際には、赤玉土などの排水性、保水性のよい土を用意して挿し木をします。
プランター、ペットボトルや牛乳パックを再利用している人もいるようです。
挿し木をする時には断面を広くするように斜めにカットして、温度と湿度を管理していくことが必要になります。
直射日光は避けて置き場所を選びたいです。
まとめ
美味しいぶどうを作っている人がいたら、挿し木を分けてもらいたくなります。
自分でも挿し木からぶどうを作ってみたくなります。
今のあなたにおすすめの記事