ブルーベリーにはいくつかの品種があります。
大きく分けて、ノーザンハイブッシュ系、サザンハイブッシュ系、ラビットアイ系がありますがハイブッシュ系のブルーベリーの種類と受粉について調べてみました。
ハイブッシュ系品種について
ハイプリッシュ系品種には、ノーザンハイブッシュ系とサザンハイブッシュ系があります。
■ノーザンハイブッシュ系は、寒さにはとても強く寒冷地や高冷地での栽培に適した系統です。
果実が大きく、甘味と酸味のバランスが絶妙でおいしいといわれています。
皮が薄く種も気にならないため生食に向いているといわれています。
収穫期は6月~8月上旬です。
■サザンハイブッシュ系は、ノーザンハイブッシュ系を改良した暖かい地域での栽培に適した品種です。
樹形は小さいですが、大きな実をつけ収穫ができます。
狭い庭やベランダなどの栽培に向いているといわれています。
栽培敵地は全国で可能といわれています。
収穫時期は、ノーザンハイブッシュ系とほぼ同じで、6月~8月上旬です。
ハイブッシュ系のブルーベリーの種類
■ノーザンハイブッシュ系のブルベリー
大粒で甘味と酸味のバランスがいいブルーベリーで、1本で実が成り同系統内の異品種の混植がよいとのことです。
チャンドラ・シェラ・ブルーレイ・ディクシー・ブルークロックなどがあり、ディクシーは定番のブルーベリーで大粒で食べ応えのあるブルーベリーです。
また、ブルーレイは、果肉がしっかりしていて、風味と品質は極上といわれており、樹勢が強く豊産性もあるため生産者にも人気のある品種のようです。
初心者におすすめといわれているのは、シェラです。
香がよい大粒の品種とされています。
■サザンハイブッシュ系のブルーベリー
ノーザンハイブッシュ改良系統で、暖かい土地でも甘い大実がとれるブルーベリーで、1本で実が成り同系統内の異品種の混植がよいとのことです。
アイブルー・レガシー・サンシャインブルー大苗・シャープブルー大苗・ミスティー大苗などがあり、サンシャインブルー大苗は、高品質の実がたくさんなり、育てやすいといわれている人気の種類です。
また、ミスティー大苗は、香りがよく豊産性もあり庭木にもよい品種といわれています。
受粉方法
ブルーベリーの受粉には、「人口受粉」と「ミツバチによる受粉」があります。
同系統内の多品種との受粉で果実は大きくなり収穫量も増えます。
■人口受粉
ブルーベリーは昆虫のいる環境では自然に実を付けますがそうでない場合には、人口受粉をします。
花を軽く叩いて花粉を容器に集めるか、直接筆で花粉をとって受粉作業をします。
■ミツバチによる受粉
ブルーベリーの花が咲いたときに、運がよければミツバチが飛んできて受粉をしてくれます。
訪花昆虫はミツバチ以外にもハエなども受粉をしてくれるようです。
まとめ
ハイブッシュ系のブルーベリーは比較的育てやすそうな印象を感じました。
サザンハイブッシュ系は、鉢植えやベランダでも栽培できる品種です。
甘味と酸味をさ楽しみに栽培してみるのはいかがでしょうか。
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