子供からお年寄りまで、人気の果物といえば桃です。
熟した桃は、甘さも抜群で市販の桃とは比べ物にならないほど。
そんな桃が出来るまでの過程で、挿し木と受粉に関してまとめました。
栽培の際には参考にして見てくださいね。
桃の挿し木に関して
休眠挿しであるケースは、挿し木時期は2月下旬頃が良いとされています。
挿し木をしたら、暖かくなる時期に葉がなります。
しかし、ここでは発根をしていない状態なのです。
一旦成長は止まり、枝が出来てきてから発根となるのです。
乾燥に注意しながら、直射日光を避けた明るい場所で管理をしましょう。
桃を栽培するための準備
まずは鉢が必要ですね。最
初は8号程度の鉢を用意しましょう。
最後には10号程になります。
市販されている果樹鉢を使用しましょう。
桃のための様度は、赤玉土と腐葉土を7:3の割合で用意します。
さらに有機肥料を混ぜて用意をします。
水はけの良い土を作ることが重要です。
桃の受粉の方法は?
自然受粉であれば、風によって花粉が運ばれることにより受粉します。
もしくは、ミツバチなどによって運ばれて受粉します。
受粉樹が離れた場所にある場合には枝を数本切り、ペットボトル等に水を張って挿します。
この枝は4日ほどで新しい枝に交換をしましょう。
鉢植えに入っている受粉樹も、近くに置くことで受粉しやすくします。
桃の品種によっては、人工受粉を行わなければ花が咲かず、当然桃の実がなりません。
花粉がなかったり、少ないといった桃の品種であれば、開花時期に人工受粉を行いましょう。
人工受粉を行う場合、農家では予め集めておいた花粉を使用します。
しかし、家庭菜園で行う場合には、近所で花粉の付いている花を摘みます。
この花を直接桃の花に擦りつけるか、筆などの柔らかいもので擦り付けましょう。
雨の日や風が強い日には、花粉が流れてしまう事があるため晴れている日に行います。
午前中のうちに終わらせるようにしましょう。
まとめ
人工受粉の方法は、非常に簡単です。
桃の実がならないと感じた時には、人工受粉を試してみましょう。
また、桃にとって水はけは非常に重要です。
水はけが悪いと桃の甘さが激減してしまうため、注意をするようにしましょう。
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