リンゴ園で見かけることが多いリンゴにかぶせてある袋ですが、あの袋をかける理由としてはリンゴを病害虫から守るだけでなく、色合いや、貯蔵性を高めるためと言われ、摘果後のリンゴ1つずつに対して袋をかけていくのですが、今回はあの袋の種類や作り方について紹介します。
タダの袋ではないそこにはいろいろな工夫が!
実はあの袋には様々な種類があることをご存知でしょうか?
ではいったいどのような種類があり、どのような作り方で作られているのでしょうか?
袋の種類
リンゴを病害虫から守るだけでなく、色合いや、貯蔵性を高めるためと言われる袋ですが、タダの袋ではないのです。
リンゴのツルに掛けやすいよう、切り込み加工がされていたり、留めやすいように針金が袋の中に入っていたり、袋を剥ぐ際に剥ぎやすいようにミシン目が入っているという様々な工夫がされているのです。
さらに、袋には一重から三重までの袋があり、品種によっても袋を使い分けたりと様々な工夫が凝らされているのです。
では代表的な袋の種類を紹介します。
まず一重の袋の代表である「サンエイト」と呼ばれる袋です。
この袋は、白いロール紙に染色パラフィンで加工された、防菌効果のある一重袋です。
次に2重袋には「ハギイー」や、「HB青二重袋」、「HBピンク二重袋」があります。
どちらも、外側の袋に白黒紙を用い、内袋には色付パラフィン紙が使用されているため、防菌二重袋として大きな役割を果たします。
袋の作り方
専門的な袋はそれぞれの業者や会社により作り方があると言われていますが、その方法は開示されていないのがほとんどですので、詳しい作り方に関しましてはわかりませんが、新聞紙でも代用することが出来ると言われていますので、比較的構造としては難しくないのかもしれませんが、リンゴ園を営んでいる方は専門の袋を利用されることをオススメします。
まとめ
以上がリンゴに袋の種類や作り方について紹介しました。
実は重要な役割を果たすあの袋。
様々な種類があり、作り方も独自の製法がある袋ですが、個人の方で栽培されている方はそこまでこだわる必要はないと言われていますので、新聞紙などを代用してみるのもいいと思います。
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