イチゴはご家庭で手軽に育てることができます。
一般的なプランターを使ったイチゴの定植と畑の定植のコツをおしらせします。
同じ方向に実がなると、イチゴの世話が楽になるだけでなく、イチゴの花やたわわに実ったイチゴの様子が可愛らしいです。
イチゴの定植の向き
イチゴをプランターで育てる場合も、畑の場合も、イチゴを植え付ける10日前には肥料を施して、土を落ち着かせておきます。
・イチゴの定植の向き:プランターの場合
プランターは長方形のプラスチックのものか、ハーベリーポットと呼ばれるベリー専用のポットが便利です。
イチゴの葉の付け根にクラウンと呼ばれる芽が出る部分があります。
クラウンから芽が出るので土を被せないように浅植えにします。
このクラウンに土がかかっていると、芽が出なくなったり、根腐れを起こしたりします。
イチゴのクラウンをよく見ると、ランナーと呼ばれる子株のできるツルのような茎が伸びています。
この茎の逆側に花がつき、実がなるのでイチゴをプランターに定植するときはこの向きを揃えます。
ハーベリーポットの場合は、イチゴのランナー側が内側にくるように植えます。
・いちごの定植の向き:畑の場合
畑の場合は、畝の片側にいちごのランナーがくるように定植します。
畝が二列以上ある場合は、いちごのランナーが内側にくるように定植します。
畝の外側にいちごのランナーがあると、花や実が内側につくので、いちごの世話をする時に難しくなります。
作業のしやすさを考えて定植します。
イチゴの定植の間隔
・イチゴの定植の間隔:プランターの場合
イチゴの苗の間隔が15センチから20センチ必要です。
プランターにイチゴを定植する場合は、いくつ苗を植えるか、持ち運びや置く場所に合わせてプランターの大きさを選びます。
プランターの幅は、奥行き20センチ程度の普通の大きさのもので構いません。
・イチゴの定植:畑の場合
日当たりがよく、水はけの良い土で畑を作ります。
イチゴの畑の場合は、20センチから30センチとプランターよりも間隔を広めにとります。
畝の高さは、20センチ以上が良いでしょう。
畝が高いほうが水はけが良くなります。
まとめ
イチゴの定植は、ランナーの向きさえ気を付けておけば失敗はありません。
プランターの場合も畑の場合も、定植後に出てきたランナーは切り取ります。
いちごは生命力が旺盛で、子株を作るランナーが常に出てきます。
こまめにチェックして、ランナーに花や実の栄養を取られないように収穫後までは切り取るようにします。
イチゴの葉は、下の方から枯れてきますので古い葉を早めにとります。
茎や葉の状態を見て、常に葉が5枚から8枚程度になっているように気をつけます。
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