夏といえばスイカですよね。

スイカを食べるとなんだか涼しくなった気がしますよね。

スイカに多く含まれているというカリウムと何か関係があるのでしょうか?

また、腎臓に良いという話は本当なのでしょうか?

ここではスイカのカリウムについてご紹介します。

 スイカのカリウム含有量は?

スイカ カリウム 含有量

スイカのカリウム含有量は、可食部100gあたり120mgほどのようです。

同じ果物でカリウムの含有量が多いと言われているバナナは100gあたり360mg、似ているメロンは100gあたり340mgなので、スイカのカリウム含有量はそれほど多いとは言えないようです。

ですが、他の果物よりも一度に食べられる量が多いと思うので、カリウムの摂取源としてはなかなかいいようです。

カリウムには利尿作用がある?

カリウムの効果として皆さんがご存知なのは利尿作用ではないでしょうか?

カリウムは体内の余分な塩分を排出する効果が期待できるので、高血圧の予防にも役立つとされているそうです。

一方、利尿作用で体内の温まった水分を出してしまうので、体を冷やす効果も期待できます。

夏場ならば涼しくなっていいかもしれませんが、冬や冷え性の方はカリウムの摂りすぎには注意しましょう。

 スイカは腎臓にいい?

昔からスイカは腎臓に良いとされていたそうです。

スイカは水分が多く、利尿作用のあるカリウムもそこそこ多く含まれていて塩分を排出する手助けをし、さらにシトルリンとアルギニンという尿を生成するアミノ酸が含まれていることで利尿作用が優れており、腎臓に良いと言われているそうです。

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腎臓の悪い人は要注意?

腎臓に良いと言われているスイカですが、腎臓が悪い人が摂取しすぎると体に良くないようです。

腎不全などを患っている方は、塩分でもカリウムでも排せつ能力が低くなってしまっているので、過剰に摂取すると血中に蓄積されてしまうそうです。

血中のカリウム濃度があまりに高くなってしまうと、不整脈やしびれ、だるさなどの症状が出てしまうので、腎臓の悪い方はスイカの食べすぎには気をつけるようにしてください。

 まとめ

スイカのカリウム含有量はメロンなどに比べると多くはありませんが、一度に食べる量が他のものよりも多い場合があると思うので、カリウムを摂取しやすい食べ物だと思います。

カリウムには利尿作用があり、体を冷やす効果もあるので、暑い夏にはぴったりな食べ物ですね。

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