スイカの「うどんこ病」という病気、少し家庭菜園に詳しい方なら、耳にしたこともあるかもしれません。
名前の通り、うどんの粉(=うどんこ)をふったような白い斑点が作物にあらわれる病気のことを、うどんこ病といいます。
病気ですので、罹ってしまった場合は何かしらの対策を講じなければなりません。
スイカの育て方で改善するポイントはどこにあるのでしょうか?
調べてまとめてみました。
放っておくとキケン!うどんこ病
対策せず放っておけば、当然、うどんこ病はどんどん広がっていき、被害は大きくなります。
葉の色が黄色くなり、光合成ができなくなってしまうと、栄養を作り出すことができなくなるため、スイカはみるみる元気を失くしてしまいます。
スイカの生育が悪くなるほか、収穫量が減ってしまいます。
何が問題だったの?気になる発生原因とは
カビの胞子が風に乗って運ばれて来ることで発生することがあります。
そのため、たとえマンションで育てていても安心はできません。
うどんこ病の病原菌は、涼しくて乾燥した環境が大好き。
一株感染すれば、泥はねを通して隣の株に感染が広がっていきます。
スイカのうどんこ病の病原菌の名前は、スフェロテカ・フリギニエ菌といいます。
この嫌なカビが増殖していくと、葉が白くなり、やがて黄色く元気をなくす原因となるのです。
風通しの悪い環境や、汚れたビニールハウスでも病原菌は増殖することがあります。
うどんこ病の対策は?
登録のある市販の農薬を、予防として散布すると良いそう。
乾燥していると発生するので、水やりを忘れないようにしましょう。
日当たりを良くすることも、予防のポイントとなります。
風通しを良くし、状況によっては間引くことも考えましょう。
まとめ
スイカのうどんこ病の原因菌はスフェロテカ・フリギニエ菌といい、冷涼で乾燥した環境を好みます。
感染が広がらないように取りうる対策としては、風通しの良い環境で育てたり、日当たりを良くし、適宜水やりをするとよいでしょう。
予防に重点を置き、発生する前から市販の農薬を散布する方法があります。
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