桃の花といえば、3月の桃の節句、ひな祭りの時期に飾られることで有名です。
ここから考えてもお分かりの通り、桃の花の時期というのは3月下旬~4月上旬とされており、薄いピンク色の可愛らしい花が咲きます。
実際には、3月3日のひな祭りの際には開花していません。
ひな祭りの際に飾られる桃の花は、温室で人工的に調整されて作られた桃の花なのです。
桃の花の花言葉とは
可愛い桃の花の、花言葉が気になるという方も多いのではないでしょうか。
桃の花言葉には3つの意味が存在します。
まずは‘天下無敵’。
これは昔話の桃太郎が由来の花言葉です。
桃は昔から邪気を払うものであるともされており、この様な花言葉が付いたのです。
可愛い花とは似つかない、力強い花言葉ですね。
次に‘チャーミング’。
中国では、桃は女性を表現する象徴であるとされています。
桃は沢山の実をつけるため、子だくさんという意味も込めて女性を象徴するものとなったのです。
最後に‘あなたのとりこ’。
中国では、バレンタインデーに送るのはチョコレートではなく桃なのです。
女性から男性へのプレゼントとして桃を贈るということから付けられた花言葉です。
他にも‘気立ての良さ’といった意味もあるようです。
女性に由来したものが多いことが特徴ですね。
桃の木の種類とは
桃の木には、一般的に花桃と果実用の2種類が存在します。
花桃は鑑賞用の桃の木であり、見た目が美しくなる様に品種改良がされたもの。
ひなのたき、赤花枝垂れ桃、菊桃、ひなの粧、矢口などとなっています。
お雛様に飾られる花桃は、矢口という品種です。
果実用の種類は、白桃系の水蜜種、黄桃系の水蜜種、ネクタリン、ばんとうといった種類があります。
まとめ
桃の木には、桃の実がならないものもあったのです。
鑑賞用は見た目が美しく、可愛らしい花をつけることが特徴です。
また、その中でも種類が豊富であるため注意をして観察をして見るのも面白いかも知れません。
花言葉も女性に向けたものが多く、まさに桃の節句にぴったりの花言葉ですね。
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