赤ちゃんの、およそ生後6か月ごろから離乳食が始まりますが、ちょっと甘い味付けをしてあげると喜んで食べるようになって食が進むことがあると言われています。
そのため、果物の果汁や果肉をすりつぶしたものを離乳食にまぜたり、離乳食そのものとして与えるママさんが増えているようです。
具体的に、どうやって赤ちゃんに食べさせればいいのか、いつからどのくらいあげればよいのか、調べてみました。
果汁はたまにあげるおやつ?
赤ちゃんにとって、母乳やミルク以外の味を覚えていくのが離乳食です。
この時期に、野菜やお肉などの味を覚えていくと言われており、あまり甘い果物の果汁を与えてしまうと、もしかしたら野菜嫌いに育ってしまうかもしれません。
果物の果汁、果肉をすりつぶしたものを食べさせるときは、大人のお菓子と同様に、時折与える程度で十分でしょう。
りんごの果汁は便秘防止に良い!?
赤ちゃんも便秘や下痢を起こしてしまうことが、離乳食が始まったころから目立ち始めるようです。
そうしたときに、りんごの栄養素のひとつ、水溶性食物繊維のペクチンが整腸作用をもっているので、時折りんごの果汁を与えることで、下痢や便秘を防ぐことができると言われています。
どうやって与えればよい?
皮をむいたりんごをすりおろして、その上澄みを与えるのが一番良いと言われています。
りんごには多くの糖分が含まれていますので、大量に与えることは控えたほうが良いでしょう。
りんごをすりおろしてお茶のパックなどで絞ったりした場合は、すこし白湯などで薄めて与えるようにしましょう。
りんごはアレルギーになるような果物ではないと言われていますが、頻繁に与えるのではなく、あくまでも食事の補助として考えるのが良いでしょう。
まとめ
果物は離乳食時期に絶対に与えなければいけないモノではないようなので、離乳食がはじまったからといって、急いで食べさせる必要はないでしょう。
バランスの良い食事が基本で、その補助的な役割を果たすのが果汁と考えておきましょう。
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