色の違いは、りんごの皮に多く含まれるリンゴポリフェノールの種類によって変わってきます。
赤いりんごはアントシアニン、青いりんごはクロロフィルを多く含むため、それぞれの色素が影響して色が異なると言われています。栄養価はそれほど大きな違いはなく、どちらも高い栄養価であり、エネルギー補給や疲労回復、整腸作用、高血圧やコレステロールを正常値にするなどの効能を備えているようです。
赤いりんごの皮に多く含まれるアントシアニンというリンゴポリフェノールは、抗酸化作用があり、シミやシワの防止などのアンチエイジング効果が、青いりんごの皮に多く含まれるクロロフィルには免疫機能や美肌効果などが認められているようです。
青いりんごに多く含まれる栄養素もあるようなので、調べてみました。
色の違いは含有ポリフェノールできまる!?
アントシアニン色素は赤色、クロロフィル色素は青(緑)を示していると言われており、その含有量でりんごの色が変わってくるようです。
アントシアニンはりんごの成長過程において、直射日光を浴びたときにプロシアニジンというポリフェノールが変化し、増えると考えられています。
青いりんごはアントシアニンが生成されず、クロロフィルの緑色が強く見えているようです。
赤いりんごは抗酸化作用が高い?
赤い色の元となるアントシアニンは、強い抗酸化作用を持っていると言われています。
活性酸素は肌や真皮のコラーゲン、髪や免疫細胞、血液などに対してダメージを与える酸化作用を持っていると考えられています。
この酸化作用をアントシアニンは防ぐことが出来ると言われています。
すなわち、シミやシワ、肌荒れの防止に加えて、白髪や血液の状態、血管などの状態を正常に保ってくれる旗来期を持っていると考えられています。
青いりんごはダイエット向き!?
青いりんごには、赤いりんごよりも多くのプロシアニジンというポリフェノールが含まれているようです。
このプロシアニジンは、脂肪の燃焼を助け、脂肪の蓄積を抑制する機能が備わっていると言われています。
水溶性食物繊維のペクチンもりんごには多く含まれているため、食事前に青いりんごを食べることにより、脂肪蓄積を抑制し、ダイエットの助けになると言えるでしょう。
まとめ
赤いりんごも青いりんごも、基本的な栄養素は変わりませんが、それぞれ得意な分野が異なるようです。
赤いりんごはアンチエイジングや美容、青いりんごはダイエット効果を期待するときにそれぞれ選ぶと良いでしょう。
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