りんごの皮には栄養が豊富に含まれており、よく皮ごと食べるようにとお勧めされることが多いようですが、時折、りんごの皮が苦くて食べれないという方がいらっしゃるようです。

その理由は、りんごの皮に多く含まれるポリフェノールが過剰に増えてしまうことが原因と言われています。

リンゴポリフェノールは皮に多く含まれる?

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りんごの皮にはリンゴポリフェノールが多く含まれていると言われています。

リンゴポリフェノールは、抗酸化作用を持っており、シミやしわの防止、生活習慣病の予防、高血圧症の予防などが期待されると言われています。

さらには美肌効果、脂肪燃焼を助ける効果、アレルギー作用の抑制効果なども認められているようです。

そうした栄養をりんごの皮が多く含んでいるため、皮ごと食べたほうが良いと言われているようです。

ポリフェノールは苦い!?

リンゴポリフェノールはとても体に良いのですが、増えすぎてしまうとポリフェノールの苦味が強くでてしまうことがあるようです。

コーヒーや緑茶、ワインなどの苦味や渋みも、含まれるポリフェノールの味と言われています。

エチレンガスが苦くさせる?

リンゴポリフェノールは、りんごの果実が生育していく段階、すなわち熟れることで、生成されると言われています。

りんごやバナナなどの果実は少し青いうちに収穫し、出荷する段階で追熟と呼ばれる保存期間を経て、スーパーや八百屋さんに届くようになっているようです。

購入してから1~2日程度で完熟、すなわち美味しい状態になるよう計算されていると言われ、それを過ぎると「過熟」と呼ばれる熟れすぎた状態になってしまい、ポリフェノールの含有量も増え、苦味が強くなってしまうそうです。

りんごは追熟に必要なエチレンガスを多く出しており、ほかの果物よりも過熟しやすいと言われています。

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苦くならないようにするには?

購入後に追熟をしない方法をとる必要があるでしょう。

購入したらすぐに食べること、もし保存する場合は冷暗所に置いたり、冷蔵庫の野菜室に入れることでエチレンガスの発生を抑えることが出来るようです。

複数個ある場合はお互いのエチレンガスが影響しないように個々をラップで包むと良いでしょう。

まとめ

苦味の原因は皮に多く含まれるポリフェノールが影響しているようです。

苦くならないようにするには、追熟を避けるようにしましょう。

苦くなってしまった場合、加熱調理したり、ケーキやスイーツなどに加工してあげることで、その苦味がアクセントになって美味しくなることもあるようなので、試してみては如何でしょうか。

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