最近では一年中スーパーなどで手に入るキウイ。
買ってきたものが硬い場合ってありますよね。
それはまだ熟していないキウイなのです。
ここではキウイを追熟させる方法や時間についてご紹介します。
キウイには追熟が必要?
キウイは木になっている状態では熟さないそうです。
収穫したてのキウイは固くて酸っぱく、そのままでは食べられないそうです。
かといって、収穫してそのまま置いておけば熟すのかというとそうではなく、キウイ農家などではエチレン剤を使って追熟させているそうです。
スーパーなどに並んでいるものは、農家で追熟させたものが並んでいますが、熟しきっていないものも混ざっているようです。
ちなみに、自然界では木から落ちる衝撃でエチレンガスを出すようになるそうです。
よくできていますね。
熟したものの見分け方は?
食べごろになったキウイは鼻の先をつまんだ固さと同じような固さになるそうです。
さらに、キウイは下から熟していくそうで、上のヘタの部分が最後に熟します。
ですので、ヘタの部分を触ってみて柔らかくなっていれば、食べごろに熟している、ということになるようです。
追熟の方法や時間は?
キウイは収穫後、すぐに出荷されず、1ヶ月ほど追熟させて店頭に並ぶようです。
収穫後の追熟方法は、エチレンガスをかけての追熟になるようです。
食べごろになる少し前で店頭に並ぶこともあるので、硬いと感じた場合は買ってから追熟をする必要があります。
追熟の方法
追熟の方法は常温で保存するだけです。
追熟の時間としては、収穫後1カ月以内のキウイは15度で2週間程度、20度で1週間程度を目安に、収穫後2カ月以上のキウイは15度で8日程度、20度で6日程度を目安にするといいようです。
ただ、気温が高かったり、キウイに傷がある場合は追熟が早くなるので、気をつけるようにしましょう。
追熟を早めたいときは?
急いで追熟させたい場合は、キウイをエチレンガスを出す果物と一緒にポリ袋などに入れておくといいようです。
エチレンガスを出す果物としては、リンゴやバナナがありますが、気をつけたいのはリンゴの種類です。
「ジョナゴールド」「津軽」「王林」などはエチレンガスが出るようですが、「サンフジ」「ふじ」ではエチレンガスがほとんど出ないようなので、リンゴで追熟を早めようとする場合は種類に気をつけるようにしましょう。
バナナもリンゴもない場合は追熟を早められない?
バナナやリンゴが家になくても、追熟を早める方法があるそうです。
それはキウイをわざと固いものにぶつけて傷をつけ、エチレンガスを出す方法です。
1個傷をつけたキウイと他のキウイを一緒にポリ袋に入れることで、追熟を早めることができるそうです。
バナナもリンゴもなく、どうしても追熟を早めたい場合は、一度試してみるといいかもしれませんね。
まとめ
キウイは追熟させないと美味しく食べることができない果物のようです。
基本的には買ってきて食べごろになっているようですが、中にはまだ固いキウイもあり、そのようなキウイは追熟が必要になります。
方法は柔らかくなるまで常温放置で良いのですが、急ぐ場合はリンゴやバナナなどのエチレンガスを出す果物と一緒にしておくといいようです。
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