日本のスーパーに並んでいる多くのバナナはフィリピン産ですが、他にもエクアドル産や台湾産など、いくつかの国から輸入されたものが並んでいます。
近年輸入をはじめ、少しずつ認知されてきているのが「タイ産」バナナです。
この記事では、日本のバナナ市場における王者フィリピンと、新参者タイのバナナの種類について、まとめていきたいと思います。
フィリピン産
日本に輸入されているバナナの95パーセント近くを、フィリピンからの輸入が占めています。
日本人としてもとてもなじみが深い、バナナの生産地ですよね。
スーパーなど、店頭に並んでいるフィリピンのバナナの多くは、「キャベンディッシュ」という品種です。
フィリピンで多く育てられている品種で、フィリピンや日本でもとてもポピュラーなバナナの品種です。
通常、日本のスーパーなどではキャベンディッシュは安く売っていることがありますが、同じ品種でもブランド化されているものもあります。
それはキャベンディッシュなどを高地で栽培したものに多いです。
高地は気温差が激しいため、バナナはゆっくりと大きくなります。
その成長の過程で糖をためるので、より甘くなるというわけです。
だからブランド化して商品にしているのですね。
タイ産
フィリピン産のバナナに比べると、タイ産はあまり認知度が高くありませんが、少ないですが輸入はあるようです。
タイ産のバナナで有名なものといえば、「ホムトンバナナ」ですね。
キャベンディッシュよりも小さく皮が薄いので、子どもの小さい手にも扱いやすく、ほどよい大きさで食べやすいです。
特徴としてはバナナの香りが強く、味はあっさりとした印象です。
まとめ
「バナナといえばフィリピン」と言うほど、日本ではフィリピンバナナの認知度が高いですよね。
もちろんフィリピン産のバナナはとてもおいしいですが、タイ産や、そのほかの国から輸入しているバナナも購入することができます。
甘み、酸味、香り、食感、大きさなど、それぞれに特徴がありますから、いろいろな品種のバナナを食べ比べてお気に入りの産地、品種を探してみるもの楽しいですね!
今のあなたにおすすめの記事