スイカを育てるときは広いスペースが必要、と思って、家庭菜園やベランダ菜園ではできないな、と思っている方も多いと思います。

ですが、意外なことにスイカはプランターでも栽培が可能なようです。

ここではスイカのプランター栽培についてご紹介します。

スイカのプランターでの育て方は?

スイカ 育て方 プランター栽培

スイカをプランターで栽培する場合、支柱などを立てて空中栽培にすることが多いようです。

空中栽培することで、スペースがあまりなくても栽培することができ、さらに雨や泥の影響を受けにくく、病気の発生を抑えることができるというメリットもあります。

スイカを育てるプランターのサイズは?

スイカを栽培するときのプランターのサイズは、60cm以上の大型タイプで、野菜用の深いものを使用するといいようです。

プランターの代わりに、10号鉢などの大型の植木鉢を使用しても栽培できるようです。

1株につき1つのプランターや植木鉢を使うのが基本になるようです。

スイカの用土は?

スイカをプランターで育てるときは、野菜用の培養土を使うといいようです。

自分で作る場合は、赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1の割合で混ぜ、これに石灰を用土10ℓあたり10gと、化成肥料を用土10ℓあたり10~30g混ぜて作ります。

この用土をプランターやハチの8分目くらいまで入れておきましょう。

スイカのプランター栽培での注意点

基本的には地植えの育て方とほぼ変わらないのですが、スイカのつるの本数は、地植えの場合は2~4本なのですが、プランターの場合は2本程度にしておいた方がいいようです。

1つるに1個の実を基本とします。あまりたくさんの実を付けると、甘くなくなってしまうようです。

また、支柱を立てて空中栽培をする場合は、実がこぶし大の大きさになったころに、ネットをかけてスイカの実が落ちないように支柱につるすようにしましょう。

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プランターで栽培するときの水やり頻度

プランターで栽培するときは、地植えの場合よりも土が乾きやすくなります。

ですので、地植えの場合よりも水やりの頻度は多くなります。

水やりの仕方としては、土が乾いたら、プランターの底から水が出てくるまでたっぷりと与えてください。

実が育ち始めたら水を与える量を控えめにします。

特に、実が熟す時期に水を与えすぎると、水っぽい味になってしまったり、実が割れる原因にもあるので、与えすぎに注意するようにしましょう。

スイカのプランター栽培での追肥

スイカをプランターで栽培している場合、地植えよりも土の量が制限されていて、さらに底穴から肥料分が抜けだしやすくなっています。

そのため、地植えよりも追肥の頻度を上げるといいようです。

苗を植え付けた1カ月後くらいから追肥を行います。

化成肥料を使う場合は、1株につき10gを3週間ごとに、液体肥料を使う場合は、規定通りに薄めたものを、1週間に1回くらいのペースで与えます。

まとめ

スイカはプランターでも栽培することができます。

基本的には地植えでの栽培法と同じようですが、水やりは地植えよりも頻繁に行う必要があるようです。

また、土の量が限られているため、1株から1~2個の実を収穫するのにとどめておいた方が、甘い実が作れるようですね。

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