ぶどうはフルーツの中でもかなり人気の高いフルーツです。
そのため、家庭で育てたいと考える人も多いようです。
なので今回は、そんなぶどうの家庭菜園にまつわる話をしていきます。
家庭菜園は職業というのではなく、趣味としての性格が強いと思うのですが、趣味で育てるうえでも、ちゃんと育てようと思えば、もちろんのことですが管理は必要になってきます。
水やりや土づくりはもちろんなのですが、そういう時にでも農薬を使った方がいいのでしょうか。
使用の是非がある農薬、その使い方にはどのような注意があるのでしょうか。
無農薬で作った場合
近年無農薬栽培の食べ物のほうが体にいいということは言われています。
しかし実は、無農薬で育てることにもデメリットは存在します。
無農薬にした場合には、植物の中で『天然農薬』といわれる物質の生成が活発になります。
それは人間でいえば白血球に当たるような、異物を排除しようとする生体防御物質です。
その性質は農薬が持っているような性質を持っているので、その毒性は人間にも有害である場合があります。
しかも、ものによっては農薬のそれよりも悪性が強い場合があるのです。
なので、完全に無農薬のもののほうがいいのだとうのみにしてしまうのも危険なのことなのかもしれません。
農薬を使う場合
ぶどうに使う農薬はさまざまなものがあります。
それぞれの成長段階によって使用するべき農薬が変わります。
まず、発芽前には越冬害虫や病気を防ぐために石灰硫黄合剤を、新梢新長期にはジマンダイセン水和剤を、開花前には灰色カビ病の予防のためにロブラール水和剤を、7月ごろにはべと病(うどんこ病ともいわれることがあります)を防ぐためにICボルドーをかけると、安全に育てることが出来るようになります。
なんでも使えばいいというものではなく、時期と与えるものを使い分けながら丁寧に育てるとよいのではないでしょうか。
まとめ
ぶどうを育てるうえでも、さまざまな注意点があります。
それを注意深く守りながら、丁寧に育てると、よいぶどうが育つのではないでしょうか。
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