現在では当然のように親しまれている果物、いちご。
気づけば身近にあるものでしたが、実際にはいつから食べられている果物なのでしょうか。
実は、いちごのとても古くから食べられていたものだったのです。
さらに日本に来るまでの歴史もまとめました。
想像よりも古くから食べられていたいちご
実は、いちごは石器時代から食べられていたのです。
しかし、現在の様に大粒で甘いイチゴではなく、粒も小さいものであったようです。
さらに、いちごの赤い部分だけではなく、葉から根っこまで食べられていたそうです。
いちごにはビタミンCが多く含まれており、貴重な栄養源だったのではないでしょうか。
世界初の栽培はヨーロッパ
初めて世界で栽培されたのは、ヘビイチゴでした。
17世紀のヨーロッパで、野イチゴを畑に植えて作り始めたのが最初であると言われています。
日本で栽培されたのは明治5年です。
フランスから送られた種を植えて栽培が始まりました。
当時は高級品であったいちごは、一般に購入できるようなものではなかったそうです。
皇室用として栽培されることが一般的で、‘御苑いちご’と呼ばれるものでした。
現在のように誰でも食べられているという状況は幸せなのかも知れませんね。
世界に広まったきっかけ
18世紀に北米産のバージニアいちごと、チリ産のチリいちごを合わせて作られた品種でした。
さらに野いちごを合わせたところ、いちごの大きさも現在と同じほどの大きさとなり、味も果実らしくなります。
そこから注目されるようになり、世界的にいちごが有名になって行ったのです。
1830年代に、日本にもバージニアいちごが輸入されます。
オランダ人が持ってきたことから‘オランダいちご’とも呼ばれていました。
その後もアメリカなどから輸入され、現在一般的に食べられているいちごへと繋がって行ったのです。
まとめ
昔から食べられていたいちご。
いちごの美味しさに魅了された世界中の人々によって、美味しいいちごが作られて行ったのです。
いちごの歴史を知ると、甘いいちごがより味わい深くなりますね。
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