イチゴを栽培する上でも「疫病」は注意していきたいものですね。

そんなイチゴの疫病の症状を知ることで、早期発見する事が出来たり、対策をする事が出来たりします。

今回は、そんなイチゴの疫病の症状についてご紹介いたします。

イチゴの疫病ってどんな症状?

 イチゴ 疫病 炭疽病

イチゴの疫病は、「根」から変色が見られ、段々地上に見えている部分にもわかるように変色が広がっていくという症状があります。

変色の仕方も、根から地上部分へ、そして外層から中心部に向かって広がっていくという特徴があります。

炭疽病と似ている?!

イチゴの疫病の変色の仕方から「炭疽病」と間違われてしまうケースも多くある程、酷似しているようです。

疫病と炭疽病とを区別する方法

イチゴの変色の症状が「疫病」によるものなのか、それとも「炭疽病」によるものなのかを区別する為に「ナス」が用いられる事があるようです。

方法としては、ナスの実にイチゴの変色部分を埋め込み、高温多湿(25℃前後~35℃前後)に保ったまま2~5日様子を見る事で、区別できると言われています。

このままナスを保った場合、疫病であれば「表面に白いカビが発生し、実自体が茶色っぽく腐っていく」という様子が見受けられると言われています。

こういった「ナス」を用いた方法で、「疫病」と「炭疽病」を区別するという事がなされる事があるようです。

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疫病にならない為の対策

疫病はいわゆる「カビ」による病気の一つだとされています。

折角育てたイチゴが腐ってしまうのは非常に悲しい事だと思います。

その為、まずは「疫病」にかかりにくくする為の対策を行うのが大切になってきます。

  1. もともと無病の株から育てていく
  2. 苗の場合には、古い水が溜まらないように、水捌けをよくする
  3. 発病した株は早急に取り除き、他の株との感染を防ぐ
  4. 土壌消毒を値付けする前に行っておく
  5. ビニールなどを使って、土壌の泥はねなどが付かないように注意する

こういった対策が、イチゴの疫病感染や、感染拡大に役立つと言われています。

まとめ

イチゴの疫病は、細菌感染であり、「カビ」が関係してくるものである事から、とにかく「拡大させない」という事が必要だという事がわかりました。

また、「炭疽病」との区別はプロでも「難しい」と言われているようで、症状がとても似ているようです。

その際の区別には「ナスの果実」を使う事があり、その方法は「有効だ」という声も多くあるようです。

「発病したかな?」と「疫病」のような症状が見られた場合には、試してみる価値はありそうですね。

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