ほとんどの植物は、何らかの虫にとっては貴重な餌です。

とくに、甘酸っぱくて、栄養価も高いキウイは高級なジュースです。
虫がついたら、見つけるはじから駆除するように心がけましょう。

ただ、キウイはとくに虫がつきやすい植物でもなく、病気にもかかりにくいです。
とは言っても、虫の種類によっては幹を空洞にしてしまうようなものもいます。

対策は講じておきましょう。

キウイの葉につく虫の種類

キウイ 葉 虫 駆除方法
葉が葉脈だけを残して、網目状に食われていたら、コガネムシたちの仕業です。
また絣のように白い斑点がひろがり、葉の表に縁がない場合はキョウイヒメヨコバイです。

葉の裏にアブラ虫がびっしりつくこともあります。
虫がつきにくくする方法は下草を刈り、株の下の新芽を除去します。
農薬を使う場合は実を収穫する1週間以上前だったら問題ありません。

またニームオイルなら虫が出る前に葉面に散布しておくと虫がつきにくくなります。

ニームオイルは葉に5日に一度くらいの頻度で、鉢ならスプレーで、直植えなら噴霧器で吹き付けます。

ニームオイルは種類によって稀尺が違いがますから説明書を読んで使います。
ニームオイルは天然由来成分ですが、独特の匂いがあります。

ハウス栽培では嫌う農家もありますが、改良されて匂いが少ないものもでています。

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幹に食い込む虫

幹に穴が空いていたら、ガの幼虫テッポウ虫ではないでしょうか。

白いウジ虫のような幼虫です。

先に糞を取り除きます。

スミオチン10000液を流し込みます。

幹の中の虫は針で潰します。
葉に被害があれば目立ちますから発見しやすいのですが、木の中に入り込むと気がつくのが遅くなってしまうこともあります。

まとめ

病気や虫はつきものですが、収穫間近だとそのショックは大きいですね。
でもキウイは虫が付きにくいとされていますので、家庭菜園では日ごろの観察で虫がついたら対処していく方法でも大きな問題は起きにくいです。

幹が剥がれていないか、コブや穴がないか、茎の根元から入り込むケースがありますので、木の幹の下の方をくまなく調べて下さい。
葉にアブラ虫やダニがびっしりついていても、慌てないで、除去すれば実は問題なく収穫できます。

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