さくらんぼは、程よい酸味と甘みで非常に食べやすい果物です。
さらに、一つ一つの果実が小さいため、ぱくぱくとついつい食べ過ぎてしまうこともあるのではないでしょうか。
ですが、このさくらんぼはあまり食べ過ぎてしまうと体に悪影響が出てしまう果物なのです。
実際どのような悪影響が出てしまうのでしょうか。
そして、食べても大丈夫な量は一体どの程度なのでしょうか。
さくらんぼを食べ過ぎてしまうと出てくる悪影響
さくらんぼには、糖アルコールの一種である「ソルビトール」という成分が含まれています。
チューイングガムなどにも用いられている成分なのですが、これが悪影響を及ぼす原因になります。
ソルビトールを摂りすぎてしまうと、お腹が緩くなってしまったり、吐き気を催してしまったりというような症状が出ることがあります。
チューインガムのパッケージにも、食べ過ぎるとお腹がゆるくなることがある、という注意が書かれているのを見たことがある人は少なくはないでしょう。
もちろん、それだけではなく、果糖が含まれていることから、食べ過ぎると太ってしまうというような悪影響もあります。
糖分自体は一粒単位で見ると少なく見えるのですが、それを多くとってしまうともちろんその絶対量が多くなるので、小さいからといって油断してしまうと、カロリーと糖分の摂取量が非常に多くなってしまうことがあります。
さくらんぼの適量はどれくらい?
さくらんぼに含まれているソルビトールの量は、100g中でおよそ2~5g程度です。
健康な状態だと、ソルビトール10g以上摂取すると、その影響が表れ始めるようです。
なので、便秘が続いているというような人でなければ、200g~500gが目安だとされています。
具体的には、200gで大体30~50粒程度(一粒の大きさがそれぞれの種類で異なるため)だといわれているので、それを目安にしておくとよいでしょう。
もちろん、食べるときの体長に合わせて調節することは大切です。
まとめ
おいしいものだからといって、食べ過ぎてしまうと体に悪いことはどんな食べ物でも一緒です。
適量に気をつけながら、食べるようにしておきましょう。
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