さくらんぼには多くの品種があります。なんと50~60種類も品種があるそうです。

一番有名なさくらんぼは、なんといっても佐藤錦ですよね。

その中でも佐藤錦や紅秀峰に次ぐ人気の「南陽」と呼ばれるさくらんぼがあります。

ではこの南陽はいったいどういったものなんでしょう。

南陽って?

さくらんぼ 品種 南陽

南陽は1957年に「ナポレオン」を自然交配させ、そこから得た実生苗を育成したものです。

1978年に登録された品種となっています。開花時期が遅いため、山形県ではあまり普及せず、今では北海道が主な生産地となっています。

北海道では「さくらんぼの王様」と呼ばれる南陽は、佐藤錦より粒が大きくなっており、こちらも高級な品種です。

その特徴は?

果実は短心臓形で大きく、色は黄色面に陽の当たった部分が赤くなります。

表皮の色は佐藤錦に比べて薄いのが特徴です。

果実が8~10g程度とさくらんぼの中でも大きく、果肉は黄白色で肉質はしっかりしています。

糖度は14~16度で、酸味は少なく食味は良好です。

さくらんぼは1本では結実しないため、受粉木は佐藤錦やサポレオン、高砂などが相性が良いと言われています。

収穫時期はいつ?

北海道での収穫時期は、7月中旬から下旬と非常に短く、市場に出回る期間が1週間程度で「幻の品種」とも言われています。

晩生種なので本当に希少ですね。

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価格はどれくらい?

南陽の価格は某通販サイトで見てみると、1キロで7000円前後のようです。

贈答品となるともっと値段があがると思います。

旬が短い南陽ですので、美味しい時期に合わせて食べてみたいですね。

さくらんぼの保存方法

さくらんぼはデリケートな果物のためあまり日持ちしません。

冷蔵庫で保存する場合は、乾燥を防ぐために新聞紙などで包み野菜室にて保存してください。

まとめ

出回る時期が短い幻の品種南陽ですが、一度は食べてみたいですね。

高級なフルーツですので、しっかり保存して美味しい状態で食べたいものです。

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