日本国内のさくらんぼ収穫高1位の山形県では、特に「佐藤錦」が有名ですが、ほかの品種も育成している様です。
今日は、山形県で収穫されるさくらんぼについて、調べます。
山形県で育成されるさくらんぼの品種
山形県は、「佐藤錦」が有名の様ですが、全部で61品種ものさくらんぼが育成されている様です。
代表的な品種を挙げてみましょう。
(1)佐藤錦
・山形産を代表する品種
・黄玉×ナポレオン
・糖度は14度以上
(2)紅秀峰
・佐藤錦×天香錦
・糖度は18~21度ほど
(3)紅さやか
・佐藤錦×セネカ
・糖度は14度~19度ほど
(4)紅てまり
・ビック×佐藤錦
・糖度は18度~20度ほど
(5)紅ゆたか
・レーニア×コンパクトステラ
・糖度は18度~19度ほど
(6)南陽
・ビック×C21-7
・糖度は14度~16度ほど
・・・など
山形県で育成されるさくらんぼの収穫時期
さくらんぼの収穫時期は、種類によって多少ずれるものの、おおむね限定されている様です。
・佐藤錦:6月(中旬)から7月(初旬)
・紅秀峰:6月(下旬)~7月(上旬)
・紅さやか:6月(上旬)
・紅てまり:7月(上旬)~7月(中旬)
・紅きらり:6月(下旬)
・紅ゆたか:6月(中旬)
・南陽:6月(下旬)~7月(上旬)
・・・など
どの品種もおおむね、6月が収穫の盛りの様です。
山形県で育成されるさくらんぼの値段(1kgあたり)
さくらんぼの値段は、粒の大きさと重さで多少変わる様です。
・佐藤錦:約4500円~9000円
・紅秀峰:約3300円~9000円
・紅さやか:約3500円~4000円
・紅てまり:約8400円~15000円
・・・など
まとめ
山形県を代表するさくらんぼの品種は、そのほとんどが掛け合わせによる様でした。
どの品種も糖度と実の大きさを追求し、小売店などに並んだ時、アメリカンチェリーに見劣りしないさくらんぼの育成を目指している様です。
また、さくらんぼの育成には手間と時間がかかり、高齢化の影響もあり、廃業する農家が増えてきているということです。
その様なさくらんぼ農家を支えるためにも、ますます研究が進んでいくものと思われます。
山形県産のさくらんぼの値段は、おおむね3000円から15000円で、桐などの化粧箱に入れる場合は、20000円を超える場合がある様です。
安い値段のさくらんぼは、数種類が混ざっていたり、小粒だったりなど、選別の際に外されたさくらんぼの様ですが、品質には全く問題がないそうです。
また、中身が同じでも値段が高いものは、箱の値段が反映されたものと思われます。
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