さくらんぼといえば山形県の「佐藤錦」が有名ですね。
さくらんぼって品種だけで50~60種類くらいあるそうなんです。
けれど、さくらんぼの生産の7割が佐藤錦なんですが、なぜそんなに多いのでしょうか?
そんな「佐藤錦」について調べてみました!
佐藤錦とは?
山形県東根市の果樹農家である佐藤栄助氏が「ナポレオン」と「黄玉」を交配して育成したさくらんぼの代表的な品種です。
山形県で生産されるさくらんぼの約7割を占めています。
1914年に育成者の佐藤氏の名前と「砂糖のように甘い」意を掛け合わせた名称となっています。
現在では「赤いルビー」とも呼ばれ、生産量も国内では断トツに多く知名度も高い品種です。
その特徴は?
果肉は乳白色で甘みと酸味のバランスが良く、食味も優れています。
酸味があって日持ちする「ナポレオン」と、甘くて果肉が柔らかい「黄玉」を交配したもので、シーズンは6月中旬から下旬頃となっています。
佐藤錦の値段は?
贈答品としても有名な佐藤錦ですが、値段もやはり高級です。
某サイトで見たバラ詰め1キロの佐藤錦の値段も8000円前後となっています。
贈答用となるともっと値段は高くなるでしょう。
その栄養は?
主な成分はブドウ糖である糖質です。
ブドウ糖は疲労回復に効果的と言われています。
他にも鉄分、ポリフェノール、リン、ビタミン群などの栄養素をバランス良く含んでいます。
さくらんぼを食べると貧血にも効果があると言われています。
佐藤錦の弱点ってあるの?
さくらんぼ生産の7割を占める佐藤錦ですが、弱点はあるのでしょうか?
完熟の佐藤錦の味は絶品なのですが、やはり美味しいものほど旬が短く劣化しやすいそうです。
佐藤錦は皮が薄く糖度が高いため、完熟するとすぐに柔らかい状態になり、日持ちもしません。
なんといっても佐藤錦の収穫時期が短いこともあり、ちょうどいい時期に収穫しきれないという悩みも持っています。
そんな弱点を補うかのように、現在では他の品種も増えてきているのです。
まとめ
山形県の有名なさくらんぼである「佐藤錦」ですが、その由来と特徴について簡単に調べてみました。
贈答品としても有名ですので、一度は食べてみたいですね。
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