我々が食べているバナナは種がなく、食べる時も種を出さなくていいことが特徴です。
バナナは味が美味しく、食べる時にも面倒でないからこそ、世の中に広く受け入れられ今に至りますが、種がないということは繁殖面では不利に感じますよね。
今回は、バナナの育て方についてご紹介します!
種ありバナナ!見たことある?
普通のバナナを食べたときの断面、もしくは輪切りにしてみてください。
果肉の真ん中の方に黒い小さな点々がありますよね。
実はこれ、種があった時代の名残なのです。
元は種のあるバナナしかありませんでしたが、栽培の途中で突然変異として種のないバナナが生まれ、それが接木によって増やされて今に至ります。
しかし、種のないバナナはクローンであり、そのため遺伝子の変化が起こりませんので、新しい病気が流行ったとしても、その病気に対抗するための遺伝子変化がないため病気に弱い品種だということは間違いありません。
種なしバナナの生みの親である種ありバナナはなかなかお目にかかれませんが、今でも存在しています。
種ありバナナの育て方
種ありバナナは、種から育てることができます。
品種によって差がありますが、1粒50~100円の間で販売していますよ!
バナナの種を入手すると、バナナの種が意外と大きいものであることにびっくりすると思います。
種の保管場所は冷蔵庫で保管するといいそうです。
バナナの発芽温度は大体20度が目安のため、種を撒く時期は暖かい春~夏の間に撒きましょう。
種は撒く前に1、2日は水に浸しておいてくださいね。
浮いている種も気にせず使用してください。
水の中に園芸用活力剤を混ぜて浸しておくと、根が伸びるのを促進してくれますよ!
種を撒く土は、種まき用の土がおすすめですが、園芸用の土でも発芽してくれます。
日光のよく当たる、明るく暖かい場所を好むため窓際や外に置いてあげるといいそうですよ。
バナナは熱帯で育つ植物のため、日光の当てすぎで悪いことは全くないため安心してください!
発芽するまで2週間程かかりますので、根気よく待ちましょう。
植木鉢の温度を一定に保つために、植木鉢の上に新聞紙を置いておくといいそうです。
新聞紙が乾いた頃を水やりの目安にしてくださいね!
夏場の水不足は成長を妨げることに繋がりますので、1日1回は水やりをするべきだそうですよ。
まとめ
今回はバナナの種の育て方についてまとめてみました。
バナナは種のあるイメージはありませんでしたが、種類によっては味も普通のバナナと変わらず美味しいものもあるそうですよ。
種を購入したのではなく、種のあるバナナから種を採取して撒く場合は種の周りの果肉をしっかりとってから撒くことで、種の腐敗を抑えられるそうです!
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