バナナといえば食べるものでそれ以上の使い方などないはずです。
それなのに残念な使い方をしている方がいるようです。
サッカーの試合中に、観客からバナナを投げ込まれるという人種差別行為が起きたそうです。
なぜバナナ?
どういう差別なのでしょうか?
調べてみました。
サッカーの試合中にバナナが投げ込まれた?
サッカーの試合で、バルセロナのブラジル代表選手アウベスが、観客からバナナを投げ込まれたそうです。
アウベスはその後、そのバナナを拾って食べたそう。
皮をむいて食べてCKを蹴り、試合後に、スペインではたまにこういうことがある、ユーモアで対応すべきだと答えました。
バナナを投げ入れたファンは一生涯の入場禁止になったようです。
バナナが投げ込まれるということはそれまでにもあった?
イングランドで、黒人の選手に対してバナナの皮が投げ込まれるということが1970年代からあったようです。
アフリカ系アジア系に対する、白人の差別行為として猿の好物のバナナを差し出したり猿のまねをすることがあったそう。
サッカーの元ブラジル代表のロベルト・カルロス選手も観客からバナナを投げつけられたことがあったそうです。
2011年のことでした。
バナナでの人種差別に対して
世界中の選手たちが、バナナを使ってアウエル選手に賛辞を贈ったりサポーターたちへのメッセージを送っています。
ブラジルのネイマール選手が息子さんとバナナをもって一緒に写っている写真をツイッターに載せていました。
僕たちはすべて同じでみんな同じサルだというメッセージが添えられていました。
ほかにも、ウルグアイ代表のスアレス選手、ブラジル代表のコウチーニョ選手が二人でバナナを手にしている写真を撮り、僕たちはみんな同じであるというメッセージを添えて公表しました。
イタリア代表のプランデッリ監督は、レンツィ首相とバナナを食べる姿を披露しました。
まとめ
バナナで人種差別をするだなんて信じられませんね。
なぜそんなことをするのでしょう。
肌が何色だって関係ありません。
人間に上も下もありません。
ネイマール選手のいうように、人間はみんなサルで一緒ですね。
色んな選手や監督がバナナをもってメッセージを送っているのが素晴らしいなと思います。
平和な世の中になりますように。
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