家庭菜園で作ったスイカや頂き物のスイカを割ってみると、中心に空洞が!空洞のスイカは、ちょっとテンションが下がってしまいますよね・・。
スイカの空洞は様々な要因があるようで、適切に栽培することで、ある程度は防ぐことができるそうなのです。
なるべく空洞になる可能性を排除してぎっしり詰まった、見た目にも美味しいスイカを作りたいですよね。
今回はスイカの空洞の原因と対策についてご紹介します!
スイカの空洞の原因は?
スイカに出来る空洞は「空洞果」という現象で、スイカの皮の成長に中身が追いつかない場合に、空洞になってしまうことが原因であることが多いのだそうです。
また、収穫が遅れることや追熟をさせすぎることで、熟れすぎた場合も種の周りに空洞が出来る場合があるとされています。
スイカの空洞を作らないための対策!
スイカの空洞果現象を起こさせないために、注意する点をご紹介します。
・摘果
受粉させた後、たくさんの実がついた場合、嬉しいですよね。
しかし、実が多くついたからといってそれを全て育てようとしてしまうと、その分栄養が分散することになってしまい、美味しいスイカができず、空洞になってしまう可能性も上がってしまうのです。
摘果は栽培する上で非常に重要な過程になりますので、タイミングや数を失敗しないように気をつけてくださいね。
・窒素過多
肥料が多すぎる場合にも、スイカが空洞になる可能性が上がってしまいます。
窒素過多になったスイカは「つるボケ」の状態になってしまうことがあるそうです。
つるボケはツルや葉ばかりが育ち、実に栄養が届かないという状態になってしまうのです。
スイカは肥料も水もやりすぎないようにすることが鉄則です。
栽培の際は気をつけましょう!
熟しすぎて空洞?
スイカ栽培をしていて、そろそろいいかなと収穫したけれど時期が早くまだ色も赤みが強くないうえ、甘みも少なかった!スイカ栽培で失敗してしまうことが多い事例のひとつだと思います。
この失敗をしてしまうと慎重になりすぎて、逆に熟しすぎてしまうこともあるかもしれません。
スイカを叩いてベストな状態を確認する方法が一般的で、未熟なスイカは「カンカン」と高めの音がします。
熟しすぎているスイカは「ボンボン」と鈍い音がするそうですよ。
食べ頃のスイカは「ポンポン」というスイカ全体から響くような音がするそうです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回はスイカの空洞の原因と対策についてまとめてみました。
スイカに空洞ができることは様々な要因があることがわかりました。
空洞があると見た目があまりよくないため、美味しくないかと思いきや、味はそんなに違いがないのだとか!
ただし、熟しすぎた空洞の場合は美味しくないので気をつけてくださいね。
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